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善の研究 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | ※こちらの商品は版数(解説者)をお選びいただけません。 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2012/03/19 |
JAN | 9784003312414 |
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商品レビュー
3.9
43件のお客様レビュー
#86奈良県立図書情報館ビブリオバトル「真」で紹介された本です。 2018.1.20 https://m.facebook.com/events/312799515791278?view=permalink&id=317879898616573
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とうとう『善の研究』を通読できた。学生のときに第一編の「純粋経験」のところで挫折してしまってから、読めないままここまできてしまった。哲学という学問が明治以降に伝わって以来初めての本格的な哲学書、そして西田幾多郎の主著ということで、「どのようなことが書かれているのだろう、どのよう...
とうとう『善の研究』を通読できた。学生のときに第一編の「純粋経験」のところで挫折してしまってから、読めないままここまできてしまった。哲学という学問が明治以降に伝わって以来初めての本格的な哲学書、そして西田幾多郎の主著ということで、「どのようなことが書かれているのだろう、どのようなことを考え本書を書いたのだろう」といったことを直接読んで学びたかったので、ちょっとホッとした。 本書は、第一編「純粋験」、第二編「実在」、第三編「善」そして第四編「宗教」の四編から成っている。著者みずから序において、「第一編は余の思想の根柢である純粋経験の性質を明にしたものであるが、初めて読む人はこれを略する方がよい」としているが、確かに哲学のワードや考え方にあまり馴染みのない人は、第二編以下を先に読んで、その後に第一編に戻るのが良いかもしれない。確かに全編を読み通すと、純粋経験というものが第二編以下で論じられていることの根底にあって、そのために純粋経験について著者が考えに考えた意義が分かってくるのだが、初めから純粋経験とは何々と言われても、正直??だと思う。 プラトンやアリストテレスから、デカルト、スピノザ、バークリー、カント、フィヒテやヘーゲル、またほぼ同時代といっても良いであろうマッハ、ウィリアム・ジェームズなどの西洋哲学・思想に、またウパニシャッド哲学や仏教などの東洋思想にも正面から向き合い、独自の考察を深めていった西田に感嘆の思いを持った。 残念ながら純粋経験の内容を始め良く分からないところも多々あったので、二読、三読に挑戦してみたい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
状態の良い古本で探しているうちに後回しになってきた岩波文庫-青の一冊。 いやこれはもっと早く読むべきだった!新品で買ってもよかったくらい。 読みやすい、おもしろい。読んでいて頭と心が喜んでいるのがわかる。 一つひとつの章が長くないので休憩時間にキリ良く読み切れる。 難解なのではないかと敬遠している方、まったく恐れる必要はありませぬ。 ┈┈第二編「実在」 第一章「考究の出立点」より┈┈ 深く考える人、真摯なる人は必ず知識と情意との一致を求むる様になる。我々は何を為すべきか、何処に安心すべきかの問題を論ずる前に、先ず天地人生の真相は如何なる者であるか、真の実在とは如何なる者なるかを明らかにせねばならぬ。 ┈┈第三編「善」 第十章「人格的善」より┈┈ 人格はその人その人に由りて特殊の意味をもった者でなければならぬ。 人格は単に理性にあらず欲望にあらず況んや無意識衝動にあらず、恰も天才の神来の如く各人の内より直接に自発的に活動する無限の統一力である(古人も道は知、不知に属せずといった)。
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