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自白の風景 徳間文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2003/02/15 |
| JAN | 9784198918415 |
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自白の風景
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
警察による取調べの過…
警察による取調べの過酷さも描かれているが、密室だけに明らかにされていない部分も多いのだろう。
文庫OFF
冤罪をモチーフにした推理小説で、冤罪の問題点がわかりやすく描かれていて面白かった。川喜田の動機や犯行にちょっと無理があり、ぼやかして書かれているところが気になりつつも、それぞれの人間の弱さ、狡さをうまく表しながら、先の読めない展開に一気に読まされた。
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本分よりの引用 「私も、これまでは世にある冤罪はひと事だと思っていた。 今は、条件さえそろえば、いつでも無実の罪が着せられるものだということが生身でわかる」 群馬県梅ヶ原市郊外で、轢き逃げ事件が発生した。 被害者は滝川という老人で、間もなく元刑事・堀内が逮捕される。 堀内は無実...
本分よりの引用 「私も、これまでは世にある冤罪はひと事だと思っていた。 今は、条件さえそろえば、いつでも無実の罪が着せられるものだということが生身でわかる」 群馬県梅ヶ原市郊外で、轢き逃げ事件が発生した。 被害者は滝川という老人で、間もなく元刑事・堀内が逮捕される。 堀内は無実を主張し、弁護を牧に依頼してくる。 実は牧と堀内、そして滝川の間には、16年来の因縁があったのだ。 上記引用部分は、1994年に起きた松本サリン事件で重要参考人として取調べを受けた河野善行さんの言葉で、作品の中にも登場する一文である。 冤罪事件のニュースが流れても、所詮は他人事だ。 話題になっているときはそれなりに情報も入ってくるが、大概の場合、後日談はない。 冤罪をテーマに真正面から取り組んだフィクションが少ないなら、自分が書いてみようと思ったのが執筆のきっかけだという。 冤罪は多くの人を巻き込みながら、誰ひとりとして幸せにはならない。 もし唯一の例外があるとしたら、真犯人くらいだろうか。 本当に無実なら、犯罪・・・まして殺人となったら自供などするはずがない。 一般的にはそう思うのがあたりまえだし、何となくではあるけれど私もそう思っていた。 しかし、落とし穴はどこにでもある。 誰かが・・・特に警察が・・・本気で犯人だと思い込んだら、逃れるのは相当に難しいだろう。 どんなに綿密な計画を立てたとしても、意図的に仕組まれたものはいつかは露見する。 犯人も、いずれは捜査の手が伸びてくることをどこかで覚悟していただろう。 しかし、あの裁判でのドンデン返しには驚いた。 「そうきたか!!」と絶句した。 真犯人の動機だけがいまひとつ説得力に欠けているような気がしたが、それも作品の完成度の高さの前ではかすんでしまう。 読み応えもあり、考えさせられる作品としても、読んでよかったと思える作品だった。
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