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死にいたる病、現代の批判 中公クラシックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2003/06/10 |
JAN | 9784121600547 |
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死にいたる病、現代の批判
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商品レビュー
4.7
8件のお客様レビュー
『現代』は情熱を失っ…
『現代』は情熱を失った時代であり、人々は分別をふりまわすだけで、決して自ら行動に出ようとはしない。まるで二十世紀の現代を予言したともいえる書です。
文庫OFF
自己自身になろうとすること、透明な私になることこそが死に至らないとしても、いま、ここにいる私を捨て去ることができるのだろうか?いま、ここにいる私を捨て去るのは、やはり死に(精神的な死ではないにしても、肉体的な死はある気がする)かわらず、私としてはどうしても捨てきれない私が残る気が...
自己自身になろうとすること、透明な私になることこそが死に至らないとしても、いま、ここにいる私を捨て去ることができるのだろうか?いま、ここにいる私を捨て去るのは、やはり死に(精神的な死ではないにしても、肉体的な死はある気がする)かわらず、私としてはどうしても捨てきれない私が残る気がする。キルケゴールからすれば、それも絶望に違いないのだろうけれど、〈神がそこにいるのにもかかわらず、自分を捨てきれない弱さ〉というのはあるのではないか。日本で言えば、遠藤周作が海と毒薬や、沈黙でそれを描いてきたのだろう。
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個人心理学としても有名なアドラー心理学と「個人」の指す意味は違えど趣旨はかなり近いように思う。 結局は「未来を諦めず、過去に固執せず、自分の限界を見抜きながら今を生きる」という趣旨と解釈した(信仰云々に関して除けば)。
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