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国境お構いなし
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国境お構いなし

上野千鶴子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社/
発売年月日 2003/07/30
JAN 9784022578518

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商品レビュー

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2017/01/18

発展途上国、というのは先進国が格差のもとに成り立っている事実を覆い隠し、あたかも時間軸の問題であるかに見せる言葉で、この国にとってはこれが近代なのだ。まさに時間を経れば発展するだろうと信じていたナイーブな自分にサヨナラした気持ちになった。 そして、トラウマとしての北米体験。高校生...

発展途上国、というのは先進国が格差のもとに成り立っている事実を覆い隠し、あたかも時間軸の問題であるかに見せる言葉で、この国にとってはこれが近代なのだ。まさに時間を経れば発展するだろうと信じていたナイーブな自分にサヨナラした気持ちになった。 そして、トラウマとしての北米体験。高校生で留学した自分も、即「日本回帰」したところでは戦後知識人の気持ちがわからないわけではない、と言ってみたい。社会科学はロジカルであると同時にレトリックだから、言語的パフォーマンスで二流とされてしまう環境に今いるため、不退転の決意か?回帰か?考えさせられたのも事実。 最後に。国境なんてくそくらえ、という内容かと思いきや、国境なんてなくなっても、文化の境界はなくならないし、その境界を超えるときゾクゾクしてたまらない、というあとがきに、境界不信に陥っていた自分はよい刺激を頂いた。

Posted by ブクログ

2015/01/29

とても読みやすく、そして、しっかり中身の濃い本である。 全ては、最初の章にある。 What am I doing here? 村上春樹風に訳せば「やれやれ」となるだろうか、という言い方も面白い。 こんな所でいったい何をしているんだ?という問いかけは、外国で「自由」になった彼女の実...

とても読みやすく、そして、しっかり中身の濃い本である。 全ては、最初の章にある。 What am I doing here? 村上春樹風に訳せば「やれやれ」となるだろうか、という言い方も面白い。 こんな所でいったい何をしているんだ?という問いかけは、外国で「自由」になった彼女の実感だ。そして、人々は言う。 What are you going do? それから人生は「旅の途上」となる。 そして、作者は言葉を紡ぎだす。 アメリカ、メキシコ、そして、またアメリカ。その中で、色々な国の中で、彼女は考える。 社会学学者としての視線が気持ちよく、わかりやすい。 彼女のアメリカ体験から発展した「戦後知識人の北米体験」という試みは、作者のひとつの答えとして、とても興味深いものだった。

Posted by ブクログ

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