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人間であること 岩波新書
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人間であること 岩波新書

時実利彦(著者)

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人間であること 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1970/03/07
JAN 9784004161240

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商品レビュー

3

8件のお客様レビュー

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2017/09/30

タイトルから哲学関連と思いきや脳生理学者による著作だった。人間の様々な行動、感情は脳に左右されていることを改めて感じ、ある種機械のようなものと思う。 ただ最新の知見を知るには、近年の脳科学の本を読んだほうが良いのかもしれない。

Posted by ブクログ

2015/07/12

脳生理学の研究者である著者が、人間の社会や文化のさまざまな事象について語ったエッセイ集です。 「食べること」「交わること」「群がること」あるいは「考えること・書くこと」「喜ぶこと・悲しむこと」「笑うこと・泣くこと」などの項目が立てられており、こんにちでは養老孟司や茂木健一郎が手...

脳生理学の研究者である著者が、人間の社会や文化のさまざまな事象について語ったエッセイ集です。 「食べること」「交わること」「群がること」あるいは「考えること・書くこと」「喜ぶこと・悲しむこと」「笑うこと・泣くこと」などの項目が立てられており、こんにちでは養老孟司や茂木健一郎が手がけている脳科学エッセイの走りのような内容です。養老がしばしば論じる身体性や茂木が論じる創発性に通じるような発想も、ところどころに見て取ることができるのも、おもしろく感じました。

Posted by ブクログ

2013/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以前勧められたときは全くわからなかったが、最近脳の知識をかじってるので思い出して読んでみた。 人間ならではのいろんな悩みや生きる姿を、とことん脳の働きとして考える本。 食べること、心配すること、笑うこと怒ること、歌うこと、眠ること…私も一つの機械なのだなぁと思う。 人間の生を支える統合系(中枢神経系?)と、その機能を3つに分けると、 脳幹・脊髄系 …生きている(反射活動、調整作用) 大脳辺縁系 …たくましく生きる(本能行動、情動行動) 新皮質系 …うまく生きる(適応行動)、よく生きる(創造行為) 脳幹・脊髄系と大脳辺縁系は、動物にも同じように存在し、"生きている"ことを支える紋切り型のはたらきを担う。それはよくできたコンピューターと同じで、脳のハードウェアと言える。 一方で人間によく発達している新皮質系には、細かく機能分化して感覚情報を処理するハードウェアと、それらを連合して無限に考え、意志し、創造するソフトウェア(前頭連合野)が備わっている。 一番印象に残ったのは、人間であることは非合理的な存在であることだ、という章。 大脳辺縁系だけで生きている動物は、合理的な行動しかとらないけど、人間は違う。 自分の命を維持するために、人と協同しないといけないけれど、自分らしくよく生きるために、人より勝りたい。 人間の証である前頭連合野は、そのままでは他を破壊しつくすエネルギーがある。それをなんとか爆発させずに、共に生きる道を模索してきたのが人間の歴史である。 人間の教育も、そうした矛盾ある存在としての人間を認めるところから始まる。

Posted by ブクログ

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