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名画を見る眼 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1969/10/20 |
JAN | 9784004140641 |
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名画を見る眼
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商品レビュー
4.2
52件のお客様レビュー
この本を読みまで、1…
この本を読みまで、1つの絵の背後にある意味などを深く考えることはなかったが、読書後、絵に隠されていた意味や画家の意図などを知るにつれて、一つ一つの絵に対して、自分の持っていたイメージが変わっていくことに気がついた。また、画家の置かれていた歴史的背景の説明がなされていたのも大きな理...
この本を読みまで、1つの絵の背後にある意味などを深く考えることはなかったが、読書後、絵に隠されていた意味や画家の意図などを知るにつれて、一つ一つの絵に対して、自分の持っていたイメージが変わっていくことに気がついた。また、画家の置かれていた歴史的背景の説明がなされていたのも大きな理解の助けになった。しかし、絵はカラーでなかったのが少し残念であった。
文庫OFF
高階秀爾による、NHKテレビ講座「近代絵画史」と本書が西洋絵画への眼を開かせてくれた。 絵画はこうやって観て、こうやって理解するのかと驚きと共に分からせてくれたのだ。 感動を論理によって表現することが出来ることに驚いた。 「良い/悪い」「好き/嫌い」の理由を明快な論理で語り、美術...
高階秀爾による、NHKテレビ講座「近代絵画史」と本書が西洋絵画への眼を開かせてくれた。 絵画はこうやって観て、こうやって理解するのかと驚きと共に分からせてくれたのだ。 感動を論理によって表現することが出来ることに驚いた。 「良い/悪い」「好き/嫌い」の理由を明快な論理で語り、美術史の底深さを素人にもわからせてくれた。 学生時代、彼のバロックに関する特殊講義を受けたのが懐かしい。(大人気授業だった) そして、ある程度、絵の流れと面白さが分かってくると、何としても実物を見たくなる。 というわけで、海外駐在と海外出張の度に、各地の美術館を訪問してきた。 今回、改めて、本書に取り上げられている作品をどれだけ実際に見たかをチェックしてみた。 本書で取り上げられている15作品の内、13作品を見ている。実に9割近くを見ていることが分かった。 続編を含めた二冊に取り上げられた作品をチェックしてみると、29作品中24作品を見ている。 打率8割強だ。 それだけ高い打率を達成できたのは、ルーブル、メトロポリタン、MOMA、プラドの四美術館で18作品(29作品中 実に6割強)を占めているからだ。 実際の作品を観ることの最大のメリットは、作品の持つ迫力を目の当たりにすることが出来ることだ。(例えば、ロンドンのナショナル•ギャラリーには、ダビンチ派と呼ばれるダビンチのような絵だけを集めた部屋が何室かあるが、それと指摘するされなくとも、ダビンチ本人の作品は輝いてる見えた) そして、実際の大きさを目の当たりにして驚くこともしばしばだ。 解説書にも画面のサイズは書いてある。 だが、目の前に現れた作品の大きさ(若しくは小ささ)たるや驚き以外のなにものでもない。 プラドで観たペラスケスの「宮廷の侍女たち(ラス•メニーナス)。 その巨大さには、度肝を抜かれた。 登場人物たちが、実物大に描かれているのだ。 プラドのその部屋に、「彼ら」は存在している。 だから、その作品を観る者は、作品に登場するベラスケスやマルガリータ王女の視線をモロに受けて、たじろぐことになる。 この驚くべき感覚は、実際に絵と対面しないと分かりようがない。 この本でベラスケスの魅力を知ったからこそ、マドリッドまで行ったといっても過言ではない。 加えて、読み齧ったフーコーの「ラス•メニーナス(宮廷の侍女たち)論」が背中を押してくれた。 (勿論、シャンピニオンとガンバス=エビのバルを巡るというのも大きな理由であることは否定できないが) 円安がひと段落したら、マドリッドにペラスケスとゴヤに会いに行くのも素敵だ。 その際、(美術館巡りには)本書と続編は必需品だ。 本書で名画の紹介があったからこそ、その作品を見るために各地で美術館に行ったと言える。 豊かな時間を与えてくれた本書に感謝だ。
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著者、高階秀爾さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 高階 秀爾(たかしな しゅうじ、1932年2月5日- )は、日本の美術史学者・美術評論家。東京大学文学部教授経て、同大学名誉教授。日本芸術院院長。公益財団法人西洋美術振...
著者、高階秀爾さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 高階 秀爾(たかしな しゅうじ、1932年2月5日- )は、日本の美術史学者・美術評論家。東京大学文学部教授経て、同大学名誉教授。日本芸術院院長。公益財団法人西洋美術振興財団理事長。秋田県立美術館顧問。文化勲章受章者。多くの著作で作品鑑賞を通じ、美を感ずる心の普遍性を発信し続けている。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 現在、わが国では西洋美術の展覧会が相次いで催されており、西洋の名画に直接ふれる機会が多くなった。これらの作品をただ漫然と眺めるだけではなく、一歩進んで西洋絵画の本質について改めてよく理解したいとする要求に応えて執筆された、誰にもわかる西洋美術鑑賞の手引書。代表的名画十五点を選び、それぞれに懇切な解説を試みる。 ---引用終了 この中で、レンブラント(1606~1669)の「フローラ」について書かれています。 その「フローラ」は、ウィキペディアに、次のように書かれています。 ---引用開始 『フローラ』(蘭: Flora, 露: Флора)は、オランダ黄金時代の巨匠レンブラント・ファン・レインが1634年に制作した絵画である。油彩。主題はローマ神話の春の女神フローラから採られており、レンブラントの妻サスキア・ファン・オイレンブルフをモデルに描いたとされている。 ---引用終了
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