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現代建築の冒険 「形」で考える 日本1930~2000 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2003/11/22 |
JAN | 9784121017246 |
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現代建築の冒険
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
20世紀前半にル・コルビュジエによって近代的建築が日本に取り入れられた後、それがどのように継承発展されたのかを建物の形状から考えていく。それは西欧の箱型に魅せられた建築家がまずは日本的な心地良さへと引きつけ、やがてそれだけでなく刺激を与えるような「伸び上がり」を目指していく流れと...
20世紀前半にル・コルビュジエによって近代的建築が日本に取り入れられた後、それがどのように継承発展されたのかを建物の形状から考えていく。それは西欧の箱型に魅せられた建築家がまずは日本的な心地良さへと引きつけ、やがてそれだけでなく刺激を与えるような「伸び上がり」を目指していく流れと言えるだろう。個人的には主論よりもその導入、旧来の日本的建物が持つ心地良さとは西洋の壁に相当するはずの襖や障子を開け放つ空間の広さによるものであり、それがル・コルビュジエの言うドミノとの相似を示しているところが興味深かった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 日本人にとって「居心地のよい空間」の理想型が京都や奈良の古建築にあるとしても、そのような建物は私たちのまわりに多くはない。 それは日本の建築家たちが数十年にわたって、新しい、性格の違う空間をめざしてきたからである。 ル・コルビュジエが完成させた西欧近代様式の単なる模倣から、日本の伝統との融合がはかられ、丹下健三や安藤忠雄らが世界的評価を得るに到るまでの、日本の現代建築の特質と魅力をさぐる。 [ 目次 ] 序章 変化の原動力―日本の近現代建築 第1章 横はさみ型―一九三〇年代~五〇年代 第2章 伸び上がる屋根型―一九五〇年代末~六〇年代なかば 第3章 縦はさみ型―一九六六~七六年 第4章 屋根付き包み込み型―一九七〇年代後半~ 終章 屋根付き包み込み型からの再出発―「膨らむ」と「伸び上がる」 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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内容(「BOOK」データベースより) 日本人にとって「居心地のよい空間」の理想型が京都や奈良の古建築にあるとしても、そのような建物は私たちのまわりに多くはない。それは日本の建築家たちが数十年にわたって、新しい、性格の違う空間をめざしてきたからである。ル・コルビュジエが完成させ...
内容(「BOOK」データベースより) 日本人にとって「居心地のよい空間」の理想型が京都や奈良の古建築にあるとしても、そのような建物は私たちのまわりに多くはない。それは日本の建築家たちが数十年にわたって、新しい、性格の違う空間をめざしてきたからである。ル・コルビュジエが完成させた西欧近代様式の単なる模倣から、日本の伝統との融合がはかられ、丹下健三や安藤忠雄らが世界的評価を得るに到るまでの、日本の現代建築の特質と魅力をさぐる。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 越後島 研一 1950年(昭和25年)、神奈川県に生まれる。早稲田大学理工学部を卒業後、東京大学大学院博士課程修了。工学博士。現在、東京大学工学部助手、越後島設計事務所主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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