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死が招く ツイスト博士シリーズ ハヤカワ・ミステリ1732
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死が招く ツイスト博士シリーズ ハヤカワ・ミステリ1732

ポール・アルテ(著者), 平岡敦(訳者)

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死が招く ツイスト博士シリーズ ハヤカワ・ミステリ1732

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2003/06/30
JAN 9784150017323

死が招く

¥385

商品レビュー

3.5

10件のお客様レビュー

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2010/05/28

 湯気の出ている料理…

 湯気の出ている料理に倒れている死体、なんとその死体、死後24時間たったものだった!! アルテ作品特有の不可能犯罪はここでも満喫できます。お勧め!!

文庫OFF

2010/05/28

ツイスト博士シリーズ…

ツイスト博士シリーズ。意外な犯人と巧みな伏線が印象的な一作です。

文庫OFF

2023/07/31

フランスの作家ポール・アルテの長篇ミステリ作品『死が招く―ツイスト博士シリーズ(原題:La Mort vous invite)』を読みました。 『第四の扉』に続き、ポール・アルテの作品です。 -----story------------- 〈ツイスト博士シリーズ〉 内側から錠が...

フランスの作家ポール・アルテの長篇ミステリ作品『死が招く―ツイスト博士シリーズ(原題:La Mort vous invite)』を読みました。 『第四の扉』に続き、ポール・アルテの作品です。 -----story------------- 〈ツイスト博士シリーズ〉 内側から錠がかかった密室状態の書斎で、ミステリ作家が煮えたぎる鍋に顔と両手を突っ込み銃を握りしめて死んでいた。 傍らの料理は湯気が立っているのに、何故か遺体は死後二十四時間以上が経過していた!しかも、この現場の状況は、作家が構想中の小説『死が招く』の設定とそっくり同じだった…。 エキセントリックな作家、追い詰められた夫人、奇術師、薄気味悪い娘、双子の兄弟、屍衣を纏った謎の老人―曰くありげな人物たちが織り成す奇怪な殺人ドラマ。 犯罪学者アラン・ツイスト博士が快刀乱麻を断つ本格探偵小説!シリーズ第二作。 解説/二階堂黎人 ----------------------- 1988年(昭和63年)に刊行されたツイスト博士シリーズの第2作です、、、 小口と天・地が黄色に染めてある、懐かしく、心ときめく装丁のハヤカワポケミス(ハヤカワ・ミステリ、HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOK)版で読みました。 ロンドン警視庁の刑事サイモン・カニンガムは、その夜、恋人ヴァレリー・ヴィカーズの父親で推理作家のハロルド・ヴィカーズから夕食会に招かれる… 招待のことは他言無用と念を押された彼は、恋人との約束をキャンセルして指定の時間に屋敷を訪ねるが、夫人は何も知らされていなかった、、、 しかし、新聞記者のフレッド・スプリンガーも同じ招待状をもって現れる… 夫人のデインによるとハロルドは仕事部屋に籠もっているという。 不審を抱いたカニンガムらがドアを破ると、夕食の支度が整ったテーブルでハロルドが鍋に顔と両手を突っ込み死んでいた… 傍らの料理は湯気が立っているのに、何故か遺体は死後24時間以上が経過していた、、、 さらにこの異様な密室状況は、ハロルドが構想中の新作『死が招く』の設定そのままだった… 曰くありげな容疑者たちが織り成す奇怪な殺人ドラマを犯罪学者アラン・ツイスト博士が解き明かす! 人気ツイスト博士シリーズ第2弾。 相変わらずですが… イギリスを舞台にして、密室殺人や怪奇趣味、不可能犯罪といった要素がギュッと詰め込まれた作品で、本格推理小説への、そして、ジョン・ディクスン・カーへの敬意が感じられる作風でした、、、 しかも、本作では、最初の密室殺人事件の現場がムッチャ印象的… 煮えたぎる鍋に顔と両手を突っ込み死んでおり、傍らにある料理は湯気が立っているのに、何故か遺体は死後24時間以上が経過しており、この現場の状況は、作家が構想中の小説『死が招く』の設定とそっくり同じ ときてますからねー ミステリ好きには魅力的な謎が示されます、、、 その他にも、密室にはできたての料理だけでなく水の入ったコップや残された手袋等の気になるアイテムも出てくるし… 行方不明の双子の弟、兄弟入れ替わりの可能性、犯罪に造詣の深い奇術師、甦る死体、複数のサブプロットの有機的結合 等々、マニア向けの趣向が満載でしたね。 雰囲気づくりが巧いですよねー もちろん、雰囲気だけでなく密室トリックや意外な犯人が判明する展開も愉しめました、、、 機会があれば、ツイスト博士シリーズの他の作品も読んでみたいですね。

Posted by ブクログ

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