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「使いやすさ」の認知科学 人とモノとの相互作用を考える 認知科学の探究
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 共立出版/ |
発売年月日 | 2003/07/15 |
JAN | 9784320094406 |
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「使いやすさ」の認知科学
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何度となく参照している。 特に印象深いのは、 ◆2章「人間-コンピュータ間の社会的インタラクションとその文化依存性」; コピー機の課題分割はユーザのメンタルモデルの活用と関連して興味深く、 ◆3章「認知的人工物を介した対話―対象支持コミュニケーション場面における認知的課題の検討...
何度となく参照している。 特に印象深いのは、 ◆2章「人間-コンピュータ間の社会的インタラクションとその文化依存性」; コピー機の課題分割はユーザのメンタルモデルの活用と関連して興味深く、 ◆3章「認知的人工物を介した対話―対象支持コミュニケーション場面における認知的課題の検討」; 人工物間比較アプローチの肝(システムビューvsパーソナルビュー)、また「場の共有」の重要性およびテレビ対話型の課題について、 ◆そしてもっとも私にとって重要で好きな章、 6章「『使いやすさ』とは何か―高齢社会でのユニバーサルデザインから考える」; 高齢群・若年群、複数のIT機器を用いた認知的ユーザビリティテストの実施、 そして観察されたエラーについて、認知心理学・科学的に考察している。 そこからユニバーサルデザインの概念(高齢者に使いにくいものは若年者にとっても使いにくい、逆もまた然り)を、認知科学的に説明している点がとても面白い。 おそらく……と断っておくが、ヒトは、年齢の高低/文化・国籍を問わず、認知機能のかなり多くの部分において一貫した特性を持つ。 つまり、誰しも認知をする時に共通する認知の仕方をする。 そういう基本的な性質がある。 その事がユニバーサルデザインという概念の根本にある。 ヒト「一般」の使いやすさと、年齢・文化といった特性にしぼったときのヒトの使いやすさについて、それぞれを考えるためのヒントがこの章には詰まっている。
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