1,800円以上の注文で送料無料

原理主義とは何か アメリカ、中東から日本まで 講談社現代新書
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 新書

原理主義とは何か アメリカ、中東から日本まで 講談社現代新書

小川忠(著者)

追加する に追加する

原理主義とは何か アメリカ、中東から日本まで 講談社現代新書

定価 ¥814

220 定価より594円(72%)おトク

獲得ポイント2P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

12/8(日)~12/13(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2003/06/20
JAN 9784061496699

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

12/8(日)~12/13(金)

原理主義とは何か

¥220

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

イスラム原理主義者、…

イスラム原理主義者、などという言葉を聞くが、その原理主義とはどういうものなのか。

文庫OFF

2016/03/12

原理主義とは何か 小川忠 講談社 160312 原理主義はイスラーム教だけの現象ではない キリスト教敵価値観から胚胎したアメリカなど 各国の現象を明らかにし 世界を読み解く新しい視座を提供する 911 トーマス・マンと橋川又三の問いかけ グローバリゼーションの覇者 超大国に突...

原理主義とは何か 小川忠 講談社 160312 原理主義はイスラーム教だけの現象ではない キリスト教敵価値観から胚胎したアメリカなど 各国の現象を明らかにし 世界を読み解く新しい視座を提供する 911 トーマス・マンと橋川又三の問いかけ グローバリゼーションの覇者 超大国に突き立てられたメス なぜこれほどに怒り憎む事ができるのだろう とこの本にはあるが 嘘と秘密による不信感故の不安恐怖が起こす 視野の狭さ故の権利よくがなせる暴力なのではないか この筋書きと実行をしたのは誰なのだろうか 誰と誰が関わって誰を欺いているのだろうか 求心と遠心の衝動の中に心の安定をとらえかねて来たとあるが これも 求心と遠心の調和は今を選択することで得られるし 過去の権利にとらわれた心による未来を搾取しようとすれば 所有するという選択で縄張をつくり 対立と争いに溺れることになるだろう 他者としてではなく自分たちの内側に原理主義が宿ることを見つめながら 内なる原理主義を克服していく道を考えてみたい ここで取り上げるのはアブラハム宗教と呼ばれ 聖典を持つ一神教の国である米国・エジプト・イランであり インド・インドネシア・日本は絶対的な聖典がなく多神教の国で 民族と宗教が重なる国である

Posted by ブクログ

2015/02/06

米国同時多発テロから十年以上を経た今日に至っても、世界は挑発と報復の連鎖を繰り返している。この連鎖を断ち切るためには、先ず原理主義の由って来たる所を理解しなければならない。留意すべきは、原理主義は決して前近代的現象ではないということだ、著者は、米国のキリスト教原理主義、エジプト、...

米国同時多発テロから十年以上を経た今日に至っても、世界は挑発と報復の連鎖を繰り返している。この連鎖を断ち切るためには、先ず原理主義の由って来たる所を理解しなければならない。留意すべきは、原理主義は決して前近代的現象ではないということだ、著者は、米国のキリスト教原理主義、エジプト、イラン、インドネシアのイスラム教原理主義、インドのヒンドゥー・ナショナリズム、そして日本の国学・後期水戸学を検証し、原理主義が単なる復古主義ではなく、一方で近代に反発し他方で近代を吸収して形成されたという意味でまさに「裏返しの近代主義」であることを明らかにする。ビンラディンについて言うなら、「オサマ・ビンラディンという一人の人間のなかには、西洋近代と直面し、対峙し、時にこれを吸収してきた近代イスラーム世界の葛藤と屈辱の歴史が流れている」のだ。原理主義の根幹にあるのは、欧米人がしばしば思い込みたがるような「貧困」や「物質的欠乏感」ではなく、近代西洋に「誇り」を傷つけられた「屈辱感」にほかならない。ところが、こうした自らの「暴力性」を理解しない傲慢な無自覚さをもって、欧米人は異文化への挑発を続けている。その典型がフランスのシャルリー・エブドだ。著者が提言するように、原理主義を超克するためには、近代に潜む暴力性、非寛容性を自覚した上でイスラム社会との相互対話を図る必要があるだろう。

Posted by ブクログ