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戦争の記憶 日本人とドイツ人 ちくま学芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2003/07/09 |
JAN | 9784480087782 |
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
日本人とドイツ人があの戦争をこの50年余りどのように扱ってきたかを、オランダ人のイアン・ブルマ氏が長年にわたり調査したルポルタージュ。ブルーにならずに読み通すのは至難の業ですが、読んで良かったと思いました。戦争の悲惨さばかりがやたらと強調されたメディア作品が増えている現状に辟易し...
日本人とドイツ人があの戦争をこの50年余りどのように扱ってきたかを、オランダ人のイアン・ブルマ氏が長年にわたり調査したルポルタージュ。ブルーにならずに読み通すのは至難の業ですが、読んで良かったと思いました。戦争の悲惨さばかりがやたらと強調されたメディア作品が増えている現状に辟易している人は読んでみたらいいと思います。 2008/12/5 読了
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著者は、オランダで中国文化と中国史を学び、日本の日大で映画を専攻、現在はニューヨークで政治学とジャーナリズム論を教える多才な学者。日本とドイツが今度の戦争に、過去にいかに向き合ってきたかを、ドイツばかりか、日本では沖縄、知覧から秋田の花岡まで直接足を運び、過去を糾弾する人々だけ...
著者は、オランダで中国文化と中国史を学び、日本の日大で映画を専攻、現在はニューヨークで政治学とジャーナリズム論を教える多才な学者。日本とドイツが今度の戦争に、過去にいかに向き合ってきたかを、ドイツばかりか、日本では沖縄、知覧から秋田の花岡まで直接足を運び、過去を糾弾する人々だけでなく、それに反発する人々、日本なら靖国の若い神主にまでインタビューし、全体の記述をさわやかでバランスのとれたものにしている。文庫本で500頁もあるが、一気に読み通すだけの魅力がある。おそらくは翻訳のすばらしさも本書の魅力をささえているであろう。引用する文献も豊富で、丸山真男、吉本隆明、さらには『ゆきゆきて神軍』まで目がとどいているのはただものではないとみた。ドイツはユダヤ人に対する贖罪意識からイスラエルの行動に異を唱えることができないというのは、日本が北朝鮮に拉致被害を問題にするとき日本人の間からも出てくる意見に通じると思った。天皇の戦争責任は誰もが感じていたことではあるが、長崎の本島市長が天皇の戦争責任をとりあげたのは、昭和天皇の臨終が迫っていたときだったことを考えると、実にタイミングが悪かったし、その発言を引き出そうとした共産党の市議にも責任があると思った。再読に値する本である。
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