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正法眼蔵随聞記 講談社学術文庫
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正法眼蔵随聞記 講談社学術文庫

山崎正一(訳者)

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正法眼蔵随聞記 講談社学術文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2003/11/10
JAN 9784061596221

正法眼蔵随聞記

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2025/01/29

正法眼蔵随聞記 編:懐奘 講談社学術文庫 1622 正法眼蔵とは道元が残した91巻の思想書であり、正法眼蔵随聞記とは、道元の近侍していた一番弟子、二祖の懐奘が、日々の教えをメモっていたノートが死後発見されてまとめられたものとあります いわゆる、正法眼蔵のダイジェスト版として、...

正法眼蔵随聞記 編:懐奘 講談社学術文庫 1622 正法眼蔵とは道元が残した91巻の思想書であり、正法眼蔵随聞記とは、道元の近侍していた一番弟子、二祖の懐奘が、日々の教えをメモっていたノートが死後発見されてまとめられたものとあります いわゆる、正法眼蔵のダイジェスト版として、師の思想を知るために道しるべとして今日に伝わっています 本書は、もともとが、漢文であり、現代訳が付帯されています。それは、江戸時代以前は、漢文が日本の正式な文書であったことを物語っています 道元は源氏、懐奘は藤原氏の出であり、僧侶は、貴族階級にあって、文化の担い手であったからです また、禅の世界とは、師と弟子は、あたかも、親子のような関係です。達磨大師がはじめた、禅宗はこうして今日にまで伝えられていますし、曹洞宗の教えについても、師と弟子との系譜が連綿と伝えられています。 気になったのは、以下です ・仏道を学ぶ者は、衣食のことを心配するな、貧をしのび、他のことを忘れて、その道を求めてはげんだからこそ名をなすことができる ・仏道修行には、後日を待つということではいけない ・ただひたすら自己を忘れ、相手のいうことをよく聞いて、あとで静かに考えて、難点や疑問があったなら、改めて問いただす ・あらゆることを捨てて、ひたすらに一事に専念すべし ・仏道を学ぶ者は、師のところにいって法を聞くとき、よく探求して聞き、繰り返し聞いて、明確に納得しなければならない。問うべきことも問わず、いうべきこともいわないでいたら自分が損することになろう ・仏々祖々、皆本は凡夫なり ・心をむなしくして胸を開いていなければ、忠言を容れることはできない ・やり方を守るというのは、我執をすてて、師の教えに従うことをいう ・よく理解するための心得として大切なことは、自分がもとより知っていると思う気持ちを、師の言葉に従って、段々と改めてゆくことである ・多くのことを同時に学んで、そのどれ、よくはできないよりも、ただ一つの事に練達して、人前にでても恥かしくないほどに学ぶべきである ・悟りの道を学ぶ者は、自己流の見解に固執してはならない ・仏道を学ぶ者が第一の心掛けとすべきは、まず、我見から離れることである ・一光陰、虚しく、渡ることなかれ:時間を虚しく過ごすことなく、悟りの道をひたすら学べ ・道を守って死ぬことがあろうとも、道をなおざりにして生きることがあってはならない ・政治の道が、よく治まるか乱れるかの要点は、縄の結びが固まっているのを解くようなものだ。急ぎあわててはならない。よくよくその結び目をしっかりと見て解かなければならない ・悟りの道を学ぼうとする者は、ぜひとも、わずかの時間をも大切にしなければならない。露のようにはかない人間の命は消えやすいものである ・人間には誰にも、一つ欠点がある。それは、おごり高ぶるということで、これが、第一の欠点なのだ ・智者の前で負けるのはよいが、愚者の前で勝ってはならない ・悟りの道を学ぶ上で最も重要なのは、座禅が第一である 目次 凡例 正法眼蔵随聞記 一 正法眼蔵随聞記 ニ 正法眼蔵随聞記 三 正法眼蔵随聞記 四 正法眼蔵随聞記 五 正法眼蔵随聞記 六 解説 参考文献 あとがき ISBN:9784061596221 出版社:講談社 判型:文庫 ページ数:360ページ 定価:1260円(本体) 2003年11月10日第1刷発行 2011年04月19日第11刷発行

Posted by ブクログ

2015/04/04

懐奘『正法眼蔵随聞記』(山崎正一校注・訳、講談社文庫、S47)を読む。 道元の高弟が師の教えを書き記したもの。道元さんまじパネェっす!という弟子の誇りが溢れる作。 校注の山崎先生は長きにわたり東大で比較哲学を講じられ、刊行当時すでに名誉教授になっておられます。 作りは論語の...

懐奘『正法眼蔵随聞記』(山崎正一校注・訳、講談社文庫、S47)を読む。 道元の高弟が師の教えを書き記したもの。道元さんまじパネェっす!という弟子の誇りが溢れる作。 校注の山崎先生は長きにわたり東大で比較哲学を講じられ、刊行当時すでに名誉教授になっておられます。 作りは論語のようなもので、「道元禅師が教え示して言われた、云々」という組み立て。禅師たちのエピソードが下地となっており、校注を読んでいくだけでも愉快です。 【引用】 ◯いま出家者として仏門に入り、僧の道に入るならば、ぜひともその業を習わねばならぬ。そのやり方を守るというのは、我執をすて、師の教えに従うことをいう。その大切な点は、むさぼりの欲をなくすことである。むさぼりの欲をなくそうと思うなら、まず自分というものから離れなければならぬ。自分というものから離れるには、無常を観ずること、これが第一の心得である。 ◯禅師は教えて云われた、 悟りの道を学ぶ者は、自分のために、仏法を学ぶのであってはならぬ。ただ、仏法のために、仏法を学ぶのでなければならぬ。 ◯教え示して言われた。 みほとけたちも、祖師たちも、みな もとは凡夫であったのだ。凡夫の時は、かならず悪い行いもあり、悪い心もあった。にぶくもあり、愚かでもあった。さりながら、皆それを改めて、立派な師匠に従い、仏法の教えにより修行したから、みな、ほとけとなり、祖師となったのだ。今の人も、そうならなくてはならぬ。自分が愚かであるからとか、自分はにぶいからとかいって、卑下してはならぬ。この世に生きてあるうちに志を立てなかったなら、いずれの時に志を立てるというのか。

Posted by ブクログ

2009/03/30

 普遍的な価値を含む人生論、学問論として巷間に読まれ続ける宗教書。知名度、内容の深さは唯円『歎異抄』と並び立つ。載せた画像は講談社学術文庫版であるが、実際に読んだのはちくま学芸文庫の水野弥穂子訳注版。斯界の権威が解きほぐす道元禅の真髄とともに、訳注者自身の道元、懐奘への敬慕があふ...

 普遍的な価値を含む人生論、学問論として巷間に読まれ続ける宗教書。知名度、内容の深さは唯円『歎異抄』と並び立つ。載せた画像は講談社学術文庫版であるが、実際に読んだのはちくま学芸文庫の水野弥穂子訳注版。斯界の権威が解きほぐす道元禅の真髄とともに、訳注者自身の道元、懐奘への敬慕があふれんばかりに伝わってくる。

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