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学校と社会 岩波文庫
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学校と社会 岩波文庫

ジョン・デューイ(著者), 宮原誠一(訳者)

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学校と社会 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2003/06/15
JAN 9784003365229

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学校と社会

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商品レビュー

4.1

24件のお客様レビュー

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2010/05/28

地域社会と学校の協調…

地域社会と学校の協調性を高めるために読んでおくべき!!!

文庫OFF

2024/01/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読書会で仲間と読んだ。たくさんメモをとった。学校とは何か。色褪せない名作。 学校の内部における子どもたちの生活および発達にたいして学校がいかなる関係を有するかについて考察してみたい 教室 すべてはものを聴くためにつくられたかものである 机がきちんとならべられている伝統的な学校教室から暗示を受けるもうひとつのことは、できるだけ多数の子供をとりあつかうために、つまりは子どもたちを個々のものの集合体としてひとまとめにとりあつかうために、すべてがあんばいされていること 旧教育の類型的な諸点、すなわち、旧教育は、子供たちの態度を受動的にすること、子供たちを機械的に集団化すること、カリキュラムと教育方法が画一的であることを明らかにするために幾分誇張して述べてきた 重力の中心が子供たち以外にあると言う一言に尽きる。重力の中心が教師、教科書その他どこであろうと良いが、とにかく子供自身の直接の本能と活動以外のところにある。それで行くなら、子供の生活はあまり問題にはならない。 今や我々の教育に到来しつある変革は、重力の中心の移動である。 子供が太陽となり、その周囲を教育の諸諸の営みが回転する。子供が中心であり、この中心の周りに所々の営みが組織される。 理想的な家庭  両親が聡明で、子供のために最善のものを見分ける必要なものを与える能力を持っているような理想的な家庭がここにある。そこでは、おそらく子供は家族の間の世間話やその家族のしきたりを通して学んでいるに違いない。家族の間でかわされる談話の中には子供にとって興味もあり、価値もある節々があるだろう。子供は色々と発言し、質問が行われ、様々な話題が語り合われ、かくして、子供は不断に学習する。子供はかれの経験を語り、その考え違いは訂正される。さらに、子供は、家庭のいろいろな仕事に参加し、それによって勤勉、秩序、及び他人の権利と思想を尊重することの習慣が養われ、そして自己の活動を家庭全体の利害に従属させるという基本的な習慣も得られる。   復唱 言語とは思想を表現する手段 四つの興味 談話、探究、構成、芸術的表現 これらこそ自然の資源であり、投資されざる資本であって、子供の活動的な成長はこれらの興味を働かせることにかかっている 言語は、自己の経験を他に語り、他の経験を自己のものとしようとする子どもの社会的欲求、それに基づいてはじめて真実が伝達される事実や力との接触をつうじて不断に導かれるところのこの社会的欲求の自然の結果として、相互に関連した仕方で教えることができる 学校は子どもが実際に生活する場所であり、子どもがそれをたのしみとし、またそれ自体のために意義をみいだすような生活体験をあたえる場所であることが望ましいというべきであろう われわれは子どもとともに生活しよう。 教養とは、想像力が、屈伸性において、範囲において、感入の度合いにおいて成長して、ついに個々人の営む生活が自然の生活と社会の生活によって滲透されるにいたるような、そのような想像力の成長のことをいう 自然と社会とが教室のなかに生かされるとき、学習の諸諸の形式と道具とが経験の本質に従属させられるとき、はじめてこのことがそのとおりになる機会が生まれるであろう 教養ということが民主主義の合言葉となるであろう

Posted by ブクログ

2023/06/05

「伝統的な学校へは〜子どもは精神を家へおいてくる。〜子どもの精神は具体的な事物に打ち込まれている具体的なものである。具体的な事象が学校生活の中に入ってこない限り、子どもはその精神を持ってくることはできない」p.85 デューイは、ダーウィンの『種の起源』から大いに影響を受けている。...

「伝統的な学校へは〜子どもは精神を家へおいてくる。〜子どもの精神は具体的な事物に打ち込まれている具体的なものである。具体的な事象が学校生活の中に入ってこない限り、子どもはその精神を持ってくることはできない」p.85 デューイは、ダーウィンの『種の起源』から大いに影響を受けている。教育はもともと哲学を専攻していた彼にとって、人間の精神と行動との関係を見たり、個人と社会の関係を個体と環境の相互作用という視点から検証できる実験室のようなものであった。 彼の道具主義は「すべての観念は行動のための道具であり、思考は人間と環境の相互作用、環境を統制する努力から生まれる」というもので、哲学はパンピーが日常生活の問題を解明する方法になるべきだと説いている デューイは、1920年代に世界各国(中国・ロシア・トルコなど)を訪れ、個人-社会の相互作用における究極の決定者は、個人(そして個人の精神)だとしていたものが、社会に力点が移るようになる。さらにアメリカの永遠の繁栄が終わり、社会の変化に応じて教育も変化を迫られた(あとがき)

Posted by ブクログ

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