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会社人間の死と再生 ダメな会社と心中しないための戦略とは?
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2003/02/10 |
JAN | 9784594038250 |
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会社人間の死と再生
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
日本人が会社に求めていること、 会社に縛られていること、 でも、自分のやりたいことは会社を辞めるほどのことでもないこと。 各業界の社会人の座談会は面白い。 業界ごとで不思議なほど、考え方が似通っている。 染まるんだろうな。 2003年に発刊された本だが、これは毎年...
日本人が会社に求めていること、 会社に縛られていること、 でも、自分のやりたいことは会社を辞めるほどのことでもないこと。 各業界の社会人の座談会は面白い。 業界ごとで不思議なほど、考え方が似通っている。 染まるんだろうな。 2003年に発刊された本だが、これは毎年出して欲しい。 社会のスピード、人間の質の変化が感じられると思う。 就活前に読むといい。 いつ、どの会社が潰れるとも分からないこの時代で、 ネームバリュー、企業が打ち出している理念、幻想に踊らされているようでは、 会社人間になって会社に依存しないと生きていけなくなる。 結局、自分は何に向いているのか、何に興味があるのか、 だから自分はここにいて仕事をしているのか。 これがつながっている人が強い。
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作家の村上龍氏が中心となって、色々な立場の20〜30代の人達との座談会をまとめた本である。 題名にもある通り、仕事、会社への考え方、姿勢が語られていて興味深い。 起業した人、転職経験のある人、フリーターの順にすがすがしい顔をしており、サラリーマンが閉塞感を一番感じているらしい。 ...
作家の村上龍氏が中心となって、色々な立場の20〜30代の人達との座談会をまとめた本である。 題名にもある通り、仕事、会社への考え方、姿勢が語られていて興味深い。 起業した人、転職経験のある人、フリーターの順にすがすがしい顔をしており、サラリーマンが閉塞感を一番感じているらしい。 村上氏のメッセージは、いかに会社から自立することが大事かということになると思うが、自分自身に置き換えてみると非常に複雑な心境である。
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この本の言っていることを理解できる人と理解できない人とに読者はまず、二分されるだろう、と私は読んでいて思った。私は前者である。要約すると、いい学校を出ていい会社に入ると安定した生活が得られます、という時代は終わりました、ということである。中身は座談会形式で著者が様々な業種の人たち...
この本の言っていることを理解できる人と理解できない人とに読者はまず、二分されるだろう、と私は読んでいて思った。私は前者である。要約すると、いい学校を出ていい会社に入ると安定した生活が得られます、という時代は終わりました、ということである。中身は座談会形式で著者が様々な業種の人たちと座談会を通じて転職の際の危機感等を探っている。紹介されている業種は、都市銀行、ゼネコン、中堅商社、外資系IT企業、旅行会社、信託銀行、倒産経験者、特殊法人、地方公務員、地方企業、派遣社員、フリーター、脱サラ起業者である。生き生きとしているのは脱サラ起業者、フリーター、派遣社員である。ゼネコン、都市銀行の人たちは読んでいて胃が痛くなる印象だ。座談会参加者はいずれも企業内の若手である。彼らはバブル後の入社組であり、それなりにみなさん危機感を持っておられる。今の日本社会には安定とお金に代わる価値観がない、というのが現代の混沌とした時代の悲しい現実であるとわかる。では、どうすればいいのか、この本にも具体的方法論は書かれていない、結局のところ失敗を何度も経験して自分なりの方法論を見付けろ、というのが本音だろう。既得権益に必死にしがみつき、逃げ切りを決め込む50歳以降の人の話が聞ければもっとおもしろかったな、と思う。本書は転職に迷っている人の背中の最後の一押しになる本だと感じた。
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