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ダダイスト新吉の詩
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本図書センター |
発売年月日 | 2003/01/25 |
JAN | 9784820595632 |
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ダダイスト新吉の詩
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
教科書で中原中也の詩にであい、ご多分にもれず魅了され中也の詩を読みすすめた高校生の頃。 その時から気になっていた『ダダイスト新吉の詩』 たまたま図書館で見つけ40年強の時を経て手にした。 みつけただけでは借りて読もうとは思わなかったが、巻頭の佐藤春夫の序「高橋新吉のこと」の中に...
教科書で中原中也の詩にであい、ご多分にもれず魅了され中也の詩を読みすすめた高校生の頃。 その時から気になっていた『ダダイスト新吉の詩』 たまたま図書館で見つけ40年強の時を経て手にした。 みつけただけでは借りて読もうとは思わなかったが、巻頭の佐藤春夫の序「高橋新吉のこと」の中に、新吉が差し出した新聞の切れっぱしのような反古が辻潤からの紹介状、とかかれていた。 先日、金井真紀『酒場學校の日々』を読んで、酒場學校を設計したのが辻まこと、辻潤の息子、であったことを知ったばかりだったので、思わず借りてきた次第。 いやぁ、ぶっとんだ。 これがダダイスト 高橋新吉の世界なのか。 カオスである。 理解不能な面もある。 しかし、大正期の自由な空気も感じられて、目から鱗であった。 いやぁ、しかし、凄い。
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手持ちのものがこちらの愛蔵版ではなく、古書店で手に入れた昭和の代物で、 古めかしい字体に所々かすれた印字、切りっぱなしの装丁、 その他モロモロの手作り感とレトロ感がとてもお気に入りな一冊なのですけれど、 この様なレトロな外観に相反したアバンギャルドな中身と、 そのギャップにトコト...
手持ちのものがこちらの愛蔵版ではなく、古書店で手に入れた昭和の代物で、 古めかしい字体に所々かすれた印字、切りっぱなしの装丁、 その他モロモロの手作り感とレトロ感がとてもお気に入りな一冊なのですけれど、 この様なレトロな外観に相反したアバンギャルドな中身と、 そのギャップにトコトンハマり、 眠る事をも放棄して一気にガッツリ読み倒してしまいました。 頭で理解するよりも先に、ジリジリと確実に迫り伝わってくる何モノかに囚われながら、 あまりの迫力に度肝を抜かれたり、逆に可笑しくなってみたり、 ハッとしたり、ふっとしたり、離れてみたり、近づいてみたり。 …と、夜中にこんな翻弄されてしまってはそりゃあ眠れるはずもなく。 非常に濃い、深夜の読書となったのでありました。
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中原中也が好きだった詩人ということで読んだ。 人間の命のベースにしがみつき離れまいとする詩人に感じた。 【2008年5月19日読了】
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