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福沢諭吉著作集(第8巻) 時事小言・通俗外交論
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商品詳細
内容紹介 | 内容:時事小言:時事小言. 東アジアの外交政策:朝鮮の交際を論ず. 東洋の政略果して如何せん. 牛場卓造君朝鮮に行く. 我輩の所望空しからざるを知る. 脱亜論. 朝鮮人民のためにその国の滅亡を賀す. 朝鮮の滅亡はその国の大勢に於て免るべからず. 外交論・条約改正論:外交の思想養成せざるべからず. 外交論. 通俗外交論. 条約改正始末. 法典と条約. 非内地雑居論に就て. 条約改正の結果如何. 条約改正の公布. 日本と英国との同盟. 解説 西川俊作著. 福澤における条約改正論 岩谷十郎著 |
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販売会社/発売会社 | 慶應義塾大学出版会/ |
発売年月日 | 2003/09/30 |
JAN | 9784766408843 |
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福沢諭吉著作集(第8巻)
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「通俗外交論」 本文献は福澤が治外法権を主題として述べた外交論である。本文献における福澤の主張はこうだ。当時の政府が治外法権を結んだことは仕方のないことだった。それは当時の政府である江戸幕府では封建制度のひとつで他藩の人が犯罪を起こした場合はその罪人を罪人の所属する藩に送り、そ...
「通俗外交論」 本文献は福澤が治外法権を主題として述べた外交論である。本文献における福澤の主張はこうだ。当時の政府が治外法権を結んだことは仕方のないことだった。それは当時の政府である江戸幕府では封建制度のひとつで他藩の人が犯罪を起こした場合はその罪人を罪人の所属する藩に送り、その藩で処罰を決める制度があった。これは罪人の所属する藩が「藩の交際上に於て不相済とて、殊更に厳重に」罰する慣例があったためである。これは治外法権でも当時の制度と同様に成立すると政府が考えるのも無理はないことだ。しかし、西洋同士の外交では治外法権のような制度はなく、日本が外国に治外法権を結ばされたのは日本が西洋諸国に同列として扱われていなかったことを示している。福澤は条約締結時と三十年後のいまを比較し、治外法権の不利益を知ったいまなら日本人が正しく治外法権を理解できるとする。福澤は結論として「日本の外交交際を新にして、西洋各国の例に倣い毛頭相違なきものに」なり、日本の国権を確立すべきだと述べた。
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