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モギ ちいさな焼きもの師
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | あすなろ書房 |
発売年月日 | 2003/11/30 |
JAN | 9784751521946 |
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モギ
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商品レビュー
4.5
20件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2002年にニューベリー賞を受賞した、リンダ.スー.パークが書いた昔の韓国が舞台の物語。 モギは両親を亡くし、おじさんがいるであろう、焼き物(高麗青磁)の村のチョルポに連れて来られたが、おじさんは見つからずお寺に預けられる事になった。しかし、お寺も熱病が流行っていて預かれず、橋の下に住む片足のトゥルミじいさんに預けられる。それから10年、モギは稲穂を拾ったり、ゴミば箱を漁ったりしながら、トゥルミじいさんと仲良く暮らしてきた。 モギは、名焼き物師のミンの作業をかげから観ることを喜びとしている。ある日、誰もいなかったので、棚に置いてある乾燥中の作品を勝手に手にしてみていると、ミンに見つかってしまい、作品をダメにしてしまう。それの弁償としてモギはミンのところで働き始める。 トゥルミじいさんからは愛情と生き方を教えてもらい、ミンからは作成する厳しさを見せられ、ミンの奥さんからは優しさをもらう。 悪人が出てきてハラハラする場面もある。でも、それは良いほんの少し。全体としてモギの周りのおとなが素晴らしく、読者はモギの成長を暖かく見守りながら読み進めることが出来る。生きることは素晴らしいと感じられる、高学年マスト作品。
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6年教科書掲載本 川の下で暮らすみなしごモギ。 冒頭から、生きていく上で忘れてはならないと思える言葉の連続。そして、韓国の貧しい子どもの話つながりで、子どものとき読んだ「ユンボギの日記」を思い出した。 後半はドキドキハラハラ、そして最後は… なんの苦労も知らない、それでも今...
6年教科書掲載本 川の下で暮らすみなしごモギ。 冒頭から、生きていく上で忘れてはならないと思える言葉の連続。そして、韓国の貧しい子どもの話つながりで、子どものとき読んだ「ユンボギの日記」を思い出した。 後半はドキドキハラハラ、そして最後は… なんの苦労も知らない、それでも今の生活や自分の状況に不満を持つ子どもたちに読ませたい。
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友人から薦められてからずっと気になっていた本です。偶然見つけて、ようやく読めました。 高麗青磁の魅力に惹きつけられ、あることを境に職人のミンに弟子入りしたモギ。厳しい修行の中でも希望をもち、育ての親のトゥルミじいさんやおかみさんの優しさに支えられながら、尊敬する親方の下で過ごし...
友人から薦められてからずっと気になっていた本です。偶然見つけて、ようやく読めました。 高麗青磁の魅力に惹きつけられ、あることを境に職人のミンに弟子入りしたモギ。厳しい修行の中でも希望をもち、育ての親のトゥルミじいさんやおかみさんの優しさに支えられながら、尊敬する親方の下で過ごしていきます。 モギの正直で懸命な姿に胸を打たれます。そして、そんなモギを育てたトゥルミじいやんの言葉も素敵。二人の関係性がお互いを思いやっていて、じんわりします。 「死ぬばっかりが真の勇気ではないぞ」 今のこの情勢だからこそ、多くの人に届いてほしい言葉だなと思いました。
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