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ニコルの塔
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | BL出版 |
発売年月日 | 2003/11/26 |
JAN | 9784776400356 |
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ニコルの塔
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商品レビュー
4.1
28件のお客様レビュー
バロの絵をモチーフに描かれる、幻想的な世界に引き込まれました。とても好きな世界です。所々出てくる哲学的な思想にハッとさせられます。現実世界なのか異世界なのかわからなくなるような抒情的な描写にもうっとりしました。 修道院の手仕事、魔女のような院長先生、地球のマント、猫…。 わくわく...
バロの絵をモチーフに描かれる、幻想的な世界に引き込まれました。とても好きな世界です。所々出てくる哲学的な思想にハッとさせられます。現実世界なのか異世界なのかわからなくなるような抒情的な描写にもうっとりしました。 修道院の手仕事、魔女のような院長先生、地球のマント、猫…。 わくわくするようなモチーフが織り込まれて、次々と絵画を見るように物語が展開されます。 「.年月はいろいろなものを奪っていくけれど、けっしてうばいとれないものもある」 と話した院長先生の言葉に深みを感じました。 「塔」という閉鎖された空間は、人の心の内側のようなミステリアスな存在で、タイトルに惹かれて読んでみたいと思いました。子どもの頃に感じたようなわくわく感を決して裏切らない、美しい幻想世界の旅でした。 #夏の読書感想文
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寄宿舎と授業塔を往復する、単調だけど静かな生活。だがニコルは気づいてしまった。「ここは何かがおかしい、わたしはニコルではない…」"地球のマント"に隠された、修道院学校の忌まわしい秘密とは?そしてニコルは、そこから無事に脱出し、記憶をとりもどせるのか?不思議な猫...
寄宿舎と授業塔を往復する、単調だけど静かな生活。だがニコルは気づいてしまった。「ここは何かがおかしい、わたしはニコルではない…」"地球のマント"に隠された、修道院学校の忌まわしい秘密とは?そしてニコルは、そこから無事に脱出し、記憶をとりもどせるのか?不思議な猫に助けられ、謎の絵に導かれる、ミステリアス・ファンタジー。第5回・ちゅうでん児童文学賞大賞受賞。 『あなたもブックトーク』京都ブックトークの会にて紹介: 「日々寄宿舎と学校の行き来をしているだけの少年ニコル。しかしニコルはそんな毎日に漠然とした違和感を感じるようになります。なんとかして脱出しようとしたおきに不思議な猫が現れ・・。実は記憶を消されていたニコルいったいなぜ?謎解きを軸に進むストーリー。」 (『中学生のための読解力を伸ばす魔法の本棚』中島克治選書)
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図書館本。 YouTubeでラジオドラマNHK青春アドベンチャー「ニコルの塔」を聞き、地球のマントに刺繍されたものが本物になるという設定に惹かれ原作を確認。刺繍の針路指定図も興味深かった。あとがきに、レメディオス・バロの『塔へ向かう』『地球のマントに刺繍して』『逃亡』の自伝的三部...
図書館本。 YouTubeでラジオドラマNHK青春アドベンチャー「ニコルの塔」を聞き、地球のマントに刺繍されたものが本物になるという設定に惹かれ原作を確認。刺繍の針路指定図も興味深かった。あとがきに、レメディオス・バロの『塔へ向かう』『地球のマントに刺繍して』『逃亡』の自伝的三部作からひとつの物語を思い立ったとあり、絵も確認。実に私好みの絵で、なるほどこの三部作の通りの話だと納得した。地球のマントや聖レメディオ修道院、猫のサルヴァドールなどのネーミングをはじめ、レメディオス・バロやシュールレアリズムへのオマージュ満載な話なのであった。
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