お茶の愉楽 日本茶 茶の間から茶会まで、和茶をたのしむ

高宇政光

• 販売会社／発売会社: 池田書店/
• 発売年月日: 2003/12/25
• JAN: 9784262128498

商品レビュー

2013/12/21

飲食関係の本でレビューを書くのは難しい気がする

お茶の生産量
1位　静岡県-日本最大の茶園　牧之原台地
2位　鹿児島県
3位　三重県

煎茶の茶葉は鮮やかな緑色で針のように細く、ピンとよれたものを選ぶ。
お湯の温度は70℃　
沸騰して一呼吸置いたお湯を、茶碗に入れることで10℃は温度が下がる

日本茶に含まれるカテキンが細胞の突然変異によるがん化を防いだり、ｆがんの転移を抑える

β-カロテン(体内でビタミンAに変わる)、ビタミンC、Ｅが豊富
カテキは食虫毒や風邪のウイルスの作用する

日本茶の原料となる‘チャ’の樹のルーツは、中国南西の雲南省。中国で初めてお茶が飲まれたのは、紀元前2700年頃の神農時代。
お茶に関する最も古い専門書のは陸羽の「茶経」
中国から日本へお茶の種子や栽培方法をも持ち込んだのは、最澄や空海といった留学層、遣唐使
室町時代に「闘茶」という聴きお茶会のバクチをしていた。その風潮に異議を唱えた村田珠光は「侘茶」を主張した。
これが茶道の始まり、千利休が安土桃山時代に完成させた。

煎茶：ふつうのお茶の8割を占める。
　　　　最もおいしいのは4月下旬から5月上旬の八十八夜前後の新茶を摘んで作られる１番茶
煎茶が太陽の光を浴びた新葉で作るのに対し、玉露は覆下栽培という、管理された日影のももとで成育された新芽から作られてる