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少年にわが子を殺された親たち 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2003/03/06 |
JAN | 9784167613020 |
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少年にわが子を殺された親たち
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
犯罪被害者の人権がないがしろにされている現実を取り上げた書籍の中でも特に、遺族にちゃんと寄り添うことのできた 1 冊と言っていいのではないか。また、一面的・一過的なマスコミ報道とは違い、ジャーナリズムの芯がしっかりした著者なのではないかと印象を受けた。 一方で、反省・贖罪・更生の...
犯罪被害者の人権がないがしろにされている現実を取り上げた書籍の中でも特に、遺族にちゃんと寄り添うことのできた 1 冊と言っていいのではないか。また、一面的・一過的なマスコミ報道とは違い、ジャーナリズムの芯がしっかりした著者なのではないかと印象を受けた。 一方で、反省・贖罪・更生の機会すら奪う親や弁護士の振る舞いには憤りを感じざるを得ない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
少年犯罪の被害者家族を取材したノンフィクション。 少年法という「聖域」によって手厚く保護され、反省も償いもしないばかりか責任逃れに走る加害者、加害者少年の権利・プライバシー・保護を優先するあまりに十分に事件を捜査しない警察、被害者の感情に寄り添わない報道でさらに追い詰めるマスコミ、そしてわが子を突然奪われ家庭を壊され自責の念に駆られながらも真相を知りたい一心で動く被害者。 少年法改正により、この本が書かれた1999年当時よりは被害者の権利が保護されるようになったものの、まだまだ十分とは言えないだろう。しかしながら、昨今少年犯罪の増加・凶悪化が問題になるにつれ一般市民の少年犯罪に対する意識も変化し、適用年齢の引き下げや凶悪な少年犯罪の厳罰化、被害者家族の保護を求める声も多くなってきた。 犯罪被害者でありながら、少年法という壁のせいで通常よりも理不尽な思いをする遺された家族のことを知ると私も打ちのめされたような気持ちになる。 今の少年法は、本当に少年の「健全な育成」と「更生」の目的に適っているのか? 今がこの世の中の転換期だからこそ、また法律を学ぶ一人の者として、この本をきっかけに考えるべきだと思った。
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これは身につまされるところもあり、内容が興味深いことも相俟って、ついついどんどん最後まで読み切ってしまった。少し前に登録した『俺がつくる』と同じところで紹介されていたと記憶しているんだけど、こちらは良かったです。少年に対する刑罰の甘さに関しては、自分が少年の頃から疑問を抱いていた...
これは身につまされるところもあり、内容が興味深いことも相俟って、ついついどんどん最後まで読み切ってしまった。少し前に登録した『俺がつくる』と同じところで紹介されていたと記憶しているんだけど、こちらは良かったです。少年に対する刑罰の甘さに関しては、自分が少年の頃から疑問を抱いていたけど、未だそれは殆ど改正されず、ダメがのさばり続けている訳ですね。少しでもそれを変えていこうと奮闘する集まりが存在する。その事実を知ることが出来ただけでも、本作を読んだ価値は十分にあると思います。
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