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贖罪
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贖罪

イアン・マキューアン(著者), 小山太一(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2003/04/25
JAN 9784105431013

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商品レビュー

4.3

28件のお客様レビュー

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2022/02/21

SL 2022.2.21-2022.2.24 ふだん読んでいる翻訳ものとはかなり違った雰囲気。なんかすごいものを読んだ気がする。 第一部がハードル高いけど、そこを乗り越えたら豊かな読書体験ができる。

Posted by ブクログ

2021/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ものすごく面白かったです。 マキューアンの繊細な心理描写、愛の描写も、また罪によって引き裂かれた人間の冷ややかな会話も、戦争の無残さも、この作家ならなんでも書けてしまうのではないかと思うほど、この一冊で幅が広く豊かな表現を味わうことが出来る。 そしてスリリングなメタフィクションであることが終盤で明かされる。その仕掛けは、本作のテーマ、「贖罪」をいかにして行うのか、そしてそれがどれだけ困難なものであるかを語っているのである

Posted by ブクログ

2021/01/23

「罪を贖う」ための果てしない描写を経て、待っていたものを実感した時の気持ちは如何ばかりだったのだろう? 単純に若気の至りという陳腐な言葉では許してくれないような、たった一瞬の出来事で、自らの人生をそれだけの為に背負い、消耗し尽くしてゆく気持ちは如何ばかりだったのだろう? 自ら...

「罪を贖う」ための果てしない描写を経て、待っていたものを実感した時の気持ちは如何ばかりだったのだろう? 単純に若気の至りという陳腐な言葉では許してくれないような、たった一瞬の出来事で、自らの人生をそれだけの為に背負い、消耗し尽くしてゆく気持ちは如何ばかりだったのだろう? 自らの贖いの深さと相手の愛情のそれを、同じように捉えてしまう虫のいいような発想も理解できる気がする。しかし、現実のリアルな感情はそうではないという答えの提示には、更に納得させられた。 物語自体は、至極シンプルにも思えるようでそうではなく、とても事細かく描かれている人物の描写については、後の真相で後ろから思いきり殴られたかのような衝撃を受けて愕然とした。そして、これを知ったことによって、あまり描写されていない人物の存在に、空恐ろしさを感じた。 また、あとがきにあった、「愛の後にあるのは忘却だけ」の言葉については、単純な疑わしさや、障害を乗り越えてくれる期待感をもってしても、この物語を思い出す度にそれは、空々しさとやるせなさが伴うものになるのかもしれないと思ってしまった哀しさが少し、私の心中を過った。 イアン・マキューアンの作品は、これが初めてでしたが、古典文学を思わせる言葉や語彙の芳醇さが素晴らしく崇高に感じられました。また、戦時下の病院の恐慌状態のリアルな描写には、今の世の中の状況と比較してはいけないと思いつつも、おもいきり痛感させられるものがありました。

Posted by ブクログ

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