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釈迦と十人の弟子たち
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社/ |
| 発売年月日 | 2003/03/30 |
| JAN | 9784309230719 |
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釈迦と十人の弟子たち
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
仏教家の書いた本ではなく、彫刻家の書いたお釈迦様と十人の弟子たちの話。 仏師でもない彫刻家が、なぜこのような本を?と思って読んでみたけれど、彫刻に限らず何かを創り出すということとの向き合い方というか、掘り下げ方というか、勉強になった。 子どもの頃読んだ伝記で、お釈迦様の生涯の上っ面は知っている。 けれど、著者がお釈迦様ではなく十人の弟子の像を制作するのは、修行中の人間・釈迦像は創れるけれども悟りを開いた後の釈迦は到底創ることができない。 しかし大勢の弟子たちは、もちろん悟りを開いた後の釈迦に従っていたわけだから…。 弟子の一人一人についても、お釈迦様との会話やエピソードからその人柄を想像し、その人柄を表出させる表情、体型、指の形、背中の佇まいなどを決めていったのだという。 私が仏教を好きだと思うところは、修行はもちろん厳しいのだろうけれども、他者に対する寛容さ。 一度間違えたら生涯を、いや死後も地獄でのたうち回るような苦しみを与えられるのではなく、改心したかを見極めようとするところ。 神様ではなく人間が行うことなのだから、過ちがあればただせばよい、と。 お釈迦さま自身が中道を説く人で、「非苦非楽」を良しとしたらしい。 だからお釈迦さまの教えをそのままに、自分を痛めつけるような苦行をするものを見れば、自分が決めた約束事であっても緩めちゃう。 弟子から、「これは厳しすぎました」なんて報告を受けようものなら、「じゃ、今後はやめよう」と言っちゃう人。 このお釈迦さまと弟子との数々のやり取りが面白くて、読んでよかったと思いました。 ただ私、世界三大宗教は「イスラム教」「キリスト教」「仏教」だと単純に思っていましたが、インドの人に言わせると「仏教?ヒンズー教の一派に過ぎないね」ってことらしい。 宗教の世界は奥が深い。
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