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サムライニッポン 文と武の東洋史
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サムライニッポン 文と武の東洋史

石毛直道(著者)

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サムライニッポン 文と武の東洋史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/
発売年月日 2003/03/08
JAN 9784120033735

サムライニッポン

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2015/11/18

東アジア諸国は同文同種と言われることが多いが、東の中で、いかに日本がユニークな存在かが語られる。菅原道真が既に「和魂漢才」を主張していた!ビックリ。日本には中国、韓国、ベトナムに共通して存在した科挙制度がなく、儒教は儒学と呼ばれ、支配者の道徳でしかなかった。他国では民衆レベルの宗...

東アジア諸国は同文同種と言われることが多いが、東の中で、いかに日本がユニークな存在かが語られる。菅原道真が既に「和魂漢才」を主張していた!ビックリ。日本には中国、韓国、ベトナムに共通して存在した科挙制度がなく、儒教は儒学と呼ばれ、支配者の道徳でしかなかった。他国では民衆レベルの宗教になっていたのだ。夫婦同姓も日本のみ。書のタイトルとは一見矛盾するが日本の近世が町人(都市の商工民)により演劇・音楽・遊郭などの文化が担われていたことが強調されている。同時代の欧州の宮廷文化とは大きく異なるわけ。江戸時代は貴族も大名も武士も、質素な素食だったが、町民がグルメ!グルメ本「江戸名物酒飯手引草」(1852)まであったというのは楽しい事実である。なんとミユラン・ガイドよりも古いらしい。公と私、武と文、忠と孝をそれぞれ前者・後者に分けて対立軸としての説明、タイトルが明治以降の変わり身の早さが武士の伝統だったとの説明なども納得!

Posted by ブクログ

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