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小林秀雄全作品(6) 私小説論
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商品詳細

内容紹介 内容:私小説論
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2003/03/10
JAN 9784106435461

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商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

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2023/01/26

小林秀雄は、目の前の人間がどんな人間であるかを知るために、まずその人間が今どこに立っているのかということから知ろうとした。 「月々の文壇的事件をとり上げてとやかく言う事に疲労を感じて来る。」(p95「文芸時評に就いて」) 「一般に作家は言葉を征服しようとする事から始めて、結局言...

小林秀雄は、目の前の人間がどんな人間であるかを知るために、まずその人間が今どこに立っているのかということから知ろうとした。 「月々の文壇的事件をとり上げてとやかく言う事に疲労を感じて来る。」(p95「文芸時評に就いて」) 「一般に作家は言葉を征服しようとする事から始めて、結局言葉に巧みに服従する事を覚えて行くものである。」(p119「谷崎潤一郎『文章読本』」) 「現代の純文学、特に新しい文学のみじめさは、扱う材料そのもののみじめさなのだ。君の生活、君の生活環境そのもののみじめさなのである。それでは何故そのみじめさこそ新人の特権だと感じないのか。」(p213「新人Xへ」) 「自分の言い度い事が批評の形式を自然ととったのだ、と。」(p221「批評と批評家」)

Posted by ブクログ

2018/10/28

【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】

Posted by ブクログ

2011/09/07

 うまく言葉にならないのだけれど、テスト氏(翻訳)を読んで心が震えた。 私小説論では、日本の近代作家の「私」の表現が海外からみれば異質で特異なものであったことを指摘している。私小説は滅びざるを得ないだろうが(現にいま私小説なるものは皆無だ)、作家の「私」はなくなるまいと結論し、...

 うまく言葉にならないのだけれど、テスト氏(翻訳)を読んで心が震えた。 私小説論では、日本の近代作家の「私」の表現が海外からみれば異質で特異なものであったことを指摘している。私小説は滅びざるを得ないだろうが(現にいま私小説なるものは皆無だ)、作家の「私」はなくなるまいと結論し、新たな表現の形を与えること、そのために「思想上教養上」の鍛錬をつむことが作家のつとめであることを暗示した。現代において小林先生が渇望したそうした作家が登場したのか?この答えを我々はまだ用意していないように思う。

Posted by ブクログ

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