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インターネット社会と法
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インターネット社会と法

堀部政男(著者)

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インターネット社会と法

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新世社/サイエンス社
発売年月日 2003/03/10
JAN 9784883840571

インターネット社会と法

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2011/11/10

ネット関連法の国内第一人者である、堀部先生編著の法律解説書。 2003年出版ということで、個人情報保護法もまだ成立していない時期ということもあり、最新の動向を抑えられている訳ではないが、過去の経緯が丁寧に記述されているのと、何より10年そこらではこの世界の論点は変わらないのだな...

ネット関連法の国内第一人者である、堀部先生編著の法律解説書。 2003年出版ということで、個人情報保護法もまだ成立していない時期ということもあり、最新の動向を抑えられている訳ではないが、過去の経緯が丁寧に記述されているのと、何より10年そこらではこの世界の論点は変わらないのだな、という事を認識することができた。 結局、 ・表現の自由 ・個人情報保護 ・プライバシー保護 ・名誉毀損 ・著作権保護 というのが五大老というかなんというか、この世界ではいつまで経っても解決されることの無い課題として残されているようだ。もちろんサイバー攻撃に関する法律論など、これ以外の話題もある。 読んだ印象としては、ルールの数は決して多くはないし、複雑でも無いのだが、法律文書に触れる機会が無かったので言い回しの理解が大変だったのと、ルールはあっても結局判例で判断せざるを得ない状況もあるので、そのあたりを押さえてちゃんとした議論をできるレベルにはなかなかなれんだろうなあと思った。 まあ、弁護士ではないのだから、重箱の隅までつつくような議論はできないにしても、基本をちゃんと押さえてないと、話に参加することもできないかな、とは思った。そういう意味では、前提となる論点をひと通り抑えることができたので、なかなか価値のある読書ができたなかなと思う。

Posted by ブクログ

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