1,800円以上の注文で送料無料

論理哲学論考 岩波文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

論理哲学論考 岩波文庫

ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(著者), 野矢茂樹(訳者)

追加する に追加する

論理哲学論考 岩波文庫

定価 ¥935

440 定価より495円(52%)おトク

獲得ポイント4P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2003/08/19
JAN 9784003368916

論理哲学論考

¥440

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.2

60件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

20世紀哲学の方向を…

20世紀哲学の方向を決定づけた著者が、唯一生前に刊行した、前期思想を代表する哲学書です。現実世界を分析し、ついで世界の像たる言語を支えにして、世界の可能性を思考の限界まで探っていきます。その帰結として有名な「語れるものは明晰に語ることができ、語れないものについては沈黙するほかない...

20世紀哲学の方向を決定づけた著者が、唯一生前に刊行した、前期思想を代表する哲学書です。現実世界を分析し、ついで世界の像たる言語を支えにして、世界の可能性を思考の限界まで探っていきます。その帰結として有名な「語れるものは明晰に語ることができ、語れないものについては沈黙するほかない」という結論が導出されます。換言すれば、本書は思考の限界・言語の限界を画定することによって、伝統的な哲学問題を最終的に解消せしめるという、壮大な野望に満ちたプロジェクトでもあったといえるでしょう。個人的には、筑摩文庫から同書が出て

文庫OFF

2010/05/28

最後の命題「語りえぬ…

最後の命題「語りえぬものについては、沈黙しなければならない」は形而上学の終焉を告知することばとして現在でもしばしば引用されます。『論考』においては、語られえないものは示されます。しかし、有意味な命題として形而上学的、あるいは価値的領域を語ることができない、という『論考』の主張は、...

最後の命題「語りえぬものについては、沈黙しなければならない」は形而上学の終焉を告知することばとして現在でもしばしば引用されます。『論考』においては、語られえないものは示されます。しかし、有意味な命題として形而上学的、あるいは価値的領域を語ることができない、という『論考』の主張は、そのような領域が存在することを否定するものではありません。そうではなく、形而上学的領域を「語って」しまう形而上学は意味を為さない命題の集合に堕すほかない、ということを意味しているのだと思います。

文庫OFF

2010/05/28

訳はしっかりしている…

訳はしっかりしているのですが、注解が少ないので、ちくま文庫から出ている同書をお薦めします。

文庫OFF

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品