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殺人の門
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殺人の門

東野圭吾(著者)

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殺人の門

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 2003/09/05
JAN 9784048734875

殺人の門

¥220

商品レビュー

3.2

136件のお客様レビュー

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2024/06/04

東野作品なのに読んだ記憶ないなぁ、と手に取ったら…なんか読んだことある気がする。登場人物に覚えがある気がする。でももう10年以上前なのかなぁと思いながら結局読んだ。 どんどん暗い気持ちになってくる話だった。ずっとはめられ続けているというかあり地獄というか。 やり切れない感じになる...

東野作品なのに読んだ記憶ないなぁ、と手に取ったら…なんか読んだことある気がする。登場人物に覚えがある気がする。でももう10年以上前なのかなぁと思いながら結局読んだ。 どんどん暗い気持ちになってくる話だった。ずっとはめられ続けているというかあり地獄というか。 やり切れない感じになる本だった。

Posted by ブクログ

2023/12/01

いつもいつも人生を狂わされてきたあの男を殺したい。どうしても殺したい。心の奥底に潜む殺人願望。何度も殺人の手前で挫折を繰り返すので結構イライラさせられる。最後までもやもや。

Posted by ブクログ

2023/11/28

(2023年11月24日から28日にかけて読破) 田島和幸は、可哀想だ。父は開業医だが、休みの日は釣りばかり。母は開業医の夫を支えて入るが、料理とかは雑だし、休みの日は友達と遊んでいる。主人公の心の支えは、トミさんというおばさんだけ。 ある時、祖母が亡くなる一件があり、葬儀に...

(2023年11月24日から28日にかけて読破) 田島和幸は、可哀想だ。父は開業医だが、休みの日は釣りばかり。母は開業医の夫を支えて入るが、料理とかは雑だし、休みの日は友達と遊んでいる。主人公の心の支えは、トミさんというおばさんだけ。 ある時、祖母が亡くなる一件があり、葬儀に参列した和幸だが、祖母の異臭に耐えられないところを父に叱られ、葬儀中の食事を禁止された。さらに、祖母は両親に殺されたのではないかと、周囲から悪い噂を立てられ、警察まで来る有り様。その後、両親の仲は悪くなり、離婚。和幸は父親に引き取られた。 だが、父親が志摩子という女性と会うようになった辺りから、和幸の家庭は崩壊した。父親は志摩子と歩いていたところを、謎の男に襲われて負傷、右手に後遺症が残るが、治療は一切行わなかった。さらに、志摩子と会うために、歯科院の資金に手をだし、経営が大きく傾き、税理士だのが訪れる有り様になるまで発展。父親はその後、荒れた生活に陥り、主人公は「呪」「殺」の書かれた葉書を受け取って以降、荒れた父親と恐怖の葉書に怯える毎日を送る。 さらに、中学時代には同級生からのいじめに苦しめられた。集団無視は愚か、暴力、跳び箱の中に飛び込められ、マットで出られなくされるなど、いじめはエスカレート。その上、高校時代では、恋人ができたのにも関わらず、数日のうちに破局。恋人は自殺に追い込まれ、和幸は恋人の母親から恋人が妊娠したことを知らされる。なぜ、和幸が疑われなければならなかったのか。 だが、父親は志摩子と会う度に、家賃などを勝手に使い込むなどに荒んでしまい、見かねた和幸は、志摩子に「父と別れてほしい」と懇願してしまう。しかし、和幸の願いはむなしく、アパートを売りに出された末、和幸は松戸の親戚に送られてしまう。その家は、和幸には苦痛だった。使用できる家具が限られ、大半が使えなかった。 やがて、社員寮がある工場に就職するが、寮は古く、住み心地が悪く、和幸の心に似ている気がした。先輩社員からも嫌がらせが起き、会社内で孤立化、作業も雑用しかなくなってしまう。 工事を退職した和幸は、倉持修にそそのかされ、商社に就職するが、悪徳セールスの仕事を余儀なくされ、辛い思いをする。ほどなくして商社は倒産し、悪徳セールスに加算したと警察から疑われてしまう。 やがて、和幸は美晴と結婚するが、早々に浮気を疑われ、結婚生活は修羅場に。美晴はクレジットカードを使うなど、浪費癖が治らず、夫婦喧嘩の末、離婚寸前に。由布子が間に入るが、美晴は偽名浮気女と仲良くなってしまう。さらに、美晴の家族は、美晴の浪費癖に手を焼いていたこともあり、和幸の不安は高まってしまう。 最終的には、倉持修を刺した疑いを警察にかけられるも、嫌疑不十分で釈放された。和幸はおそらく、倉持修に対する殺意を度々抱いていたことがわかった。やはり、和幸には、殺人に手を染めることは、難しかったのだろう。

Posted by ブクログ

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