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パイドロス 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2003/02/14 |
| JAN | 9784003360156 |
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パイドロス
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商品レビュー
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プラトン得意の対話編…
プラトン得意の対話編です。テーマは「弁論術とは何か?」です。プラトンのイデア論(あらゆるものには本質(イデア)があって(という前提)、それを探求するのが哲学である)が対話方式でわかりやすく展開されます。真実そのものの把握なしには真実らしく語ることさえ本来的に不可能であることを立証...
プラトン得意の対話編です。テーマは「弁論術とは何か?」です。プラトンのイデア論(あらゆるものには本質(イデア)があって(という前提)、それを探求するのが哲学である)が対話方式でわかりやすく展開されます。真実そのものの把握なしには真実らしく語ることさえ本来的に不可能であることを立証し,「哲学」の立場から鋭く当時の弁論術を批判しています。
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パイドロスとソクラテ…
パイドロスとソクラテスが対話する形で、恋や弁論術について語られる。「哲学のすすめ」という感じの一冊。気軽に読んでみるといいと思う。
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ソクラテスがパイドロスに、初めに「恋」について、次に「弁論術」について語る。2つのテーマが並存しているようにみえるが、巻末の開設によると、実は「より深いところで「哲学(ピロソピアー)という単一の主題によって貫ぬかれていることを指し示している」。 わたしには恋の部分の方がわかりやす...
ソクラテスがパイドロスに、初めに「恋」について、次に「弁論術」について語る。2つのテーマが並存しているようにみえるが、巻末の開設によると、実は「より深いところで「哲学(ピロソピアー)という単一の主題によって貫ぬかれていることを指し示している」。 わたしには恋の部分の方がわかりやすかった。弁論術については、わかった部分とわからない部分が半々くらい。 何といっても面白いのは、p132で、話すということについては十分論議が尽くされたとして、「ものを書く」というテーマに移る箇所だ。ソクラテスは「むかしの人たちから伝わる物語り」として、エジプトのナウクラティス地方の話をする。テウトという神が「この文字というものを学べば、エジプト人たちの知恵はたかまり、もの覚えはよくなるでしょう。私の発見したのは、記憶と知恵の秘訣なのですから」というと、タモスは「人々がこの文字というものを学ぶと、記憶力の訓練がなおざりにされるため、その人たちの魂の中には、忘れっぽい性質が植えつけられることだろうから。彼らは、書いたものを信頼して、ものを思い出すのに、自分以外のものに彫りつけられたしるしによって外から思い出すようになり、自分で自分の力によって内から思い出すことをしないようになるからである。(略)ほんとうは何も知らないでいながら、見かけだけはひじょうな博識家であると思われるようになるだろうし、また知者となる代りに知者であるといううぬぼれだけが発達するため、つき合いにくい人間となるだろう」。 いやもうこれ、何でも検索して頭使わなくなった今の人間を予言しているというか、そういう意味で私たちは退化していると言えるなと思った。
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