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源氏物語(2) 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2003/01/15 |
JAN | 9784003001523 |
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源氏物語(2)
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商品レビュー
5
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日本最古で最高のラブ…
日本最古で最高のラブストーリー「源氏物語」。栄華を極めた光源氏の迷える恋の行方。
文庫OFF
《目次》 ・「須磨」 ・「明石」 ・「澪標」 ・「蓬生」 ・「関屋」 ・「絵合」 ・「松風」 ・「薄雲」 ・「朝顔」 ・「乙女」 ・「玉鬘」 ・「初音」
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以前に読んだ時とは違う箇所に魅力を感じた。 末摘花(徹底して不美人かつ愚鈍な女として描かれる)の『蓬生』における健気さ、『朝顔』での源内侍(光源氏に秋波を送り続ける老婆)の可笑しさ(光源氏が「このお婆さん長生きだな…」としみじみしているのを、自分の魅力に参っていると勘違いして際ど...
以前に読んだ時とは違う箇所に魅力を感じた。 末摘花(徹底して不美人かつ愚鈍な女として描かれる)の『蓬生』における健気さ、『朝顔』での源内侍(光源氏に秋波を送り続ける老婆)の可笑しさ(光源氏が「このお婆さん長生きだな…」としみじみしているのを、自分の魅力に参っていると勘違いして際どい歌を詠みかけたりする)。この2点が今回読んでいて特に印象深かった。 紫上とか明石上の苦悩は読んでいて辛い。特に紫上は、男にとって理想的な女性像を、筆者が頭の中で練り上げたという感じがして、それがまた悲しい。 理想といえば、女から見て理想的な女性像は朝顔の姫君に凝っている気がする。紫上がつねづね彼女に脅威を感じているのは面白い構図だと思う。
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