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ユージ ザ・クライマー 世界最強のクライマー平山ユージのライフストーリー
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ユージ ザ・クライマー 世界最強のクライマー平山ユージのライフストーリー

羽根田治(著者)

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ユージ ザ・クライマー 世界最強のクライマー平山ユージのライフストーリー

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山と溪谷社
発売年月日 2004/01/01
JAN 9784635340199

ユージ ザ・クライマー

¥825

商品レビュー

2.7

3件のお客様レビュー

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2019/02/06

背中に鬼を飼う男。平山ユージ。1日の90%以上、クライミングの事だけ考える生活。でも100%クライミングの事しか考えてない男に出会って、やがてその男は世界のトップに立つ過程がなんだか爽快。 平山ユージは日本人のなかでは抜きん出て伝説だけど、そんな男にも挫折はあったんだな。

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2012/01/15

日本初のプロクライマー、平山ユージの半生。いつもながら、羽根田氏の著作は流れるようで読み易い。 フリークライミングというスポーツは、山に登るという行為から派生したものだが、登山とは随分異質の世界である。ルールが定められたコンペ(競技会)があって、ワールドカップの大会も行われてい...

日本初のプロクライマー、平山ユージの半生。いつもながら、羽根田氏の著作は流れるようで読み易い。 フリークライミングというスポーツは、山に登るという行為から派生したものだが、登山とは随分異質の世界である。ルールが定められたコンペ(競技会)があって、ワールドカップの大会も行われている。平山ユージも、2度世界チャンピオンに輝いている。 一方、フリークライミングの世界には、自然界に存在するビッグウォールに挑むという流れもある。ヨセミテ国立公園にある、高さ1100メートルの世界最大の一枚岩、エル・キャピタン。それを肉体一つでよじ登ろうという行為は、およそ正気の沙汰とは思えない。けれども、彼の凄さは、そんなものではないのだ。 平山ユージの挑戦は、サラテ・ルートをオンサイト(初見で一発で登る)で登ることだった。このワンチャンスだけの試みは残念ながら成功しなかったが、ワンプッシュで登ることには成功。5年後の2002年には、再びサラテに挑み、ワンデイ、オールフリー、ノーフォールで見事にクリアする。その数ヶ月後には、ノーズ・ルートを2時間48分55秒という驚異的な世界新記録で完登。(2008年にはさらに、2時間37分05秒という最速記録を樹立している。)・・・など言われても、それがどのくらいケタ違いに凄いのか、いまひとつピンと来ない。この本が出版されたのは2003年だが、その後も彼は、新たな伝説を次々と生み続けているらしい。

Posted by ブクログ

2009/03/10

2003年までのユージの半生を綴っている。 内容は、檜谷氏に出会う前の小学生の頃から始まり、 航空高専時代、渡米、渡欧、コンペ、ビックウォール そして、エルニーニョまでを 本人、家族、そして、クライマーたちのコメントを 交えながら記されてある。 改めて、世界トップのユージの凄...

2003年までのユージの半生を綴っている。 内容は、檜谷氏に出会う前の小学生の頃から始まり、 航空高専時代、渡米、渡欧、コンペ、ビックウォール そして、エルニーニョまでを 本人、家族、そして、クライマーたちのコメントを 交えながら記されてある。 改めて、世界トップのユージの凄さが身に染みて来ると同時に 集中力、弱さ、純粋さ、不遜さ、人当たりの良さ・・・、 あらゆる人となりが読者に伝わって より身近に感じられる内容になっている。 決定的なクライマーとしての素質の違いは 素直に尊敬の念を禁じえない。 本物と会って、握手したら多分、暫く手が洗えないだろう。 また、このマイナーなスポーツの世界ならではだが ジムや岩場で、偶然ニアミスする可能性も 十分あり得るというのがたまらない。 これを読んで思ったのは、 丁度、菊池氏の「我々は・・・」の本の裏返しになっている事。 年齢は違うのに、書かれている時代も過ごした時代も一緒で、 出てくる人間も部分的に被っていて、 しかも、違う側面から時代を見ているのが面白かった。 是非、これはセットで読んでザッピングを楽しんで欲しい。

Posted by ブクログ

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