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ネオコンの論理 アメリカ新保守主義の世界戦略
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 2003/05/25 |
JAN | 9784334961558 |
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ネオコンの論理
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ネオコンのことは詳しくは知らないけど 正直言ってしまえば何も言えないのは確か。 ただし、この論が通ってしまって いいような情勢が続いてはいけないということ。 結局、その任を1国に集中させるということは それだけ力を与えてしまうことになるわけ。 哀しきかな、それが反感を招く結果となり あの事件が起きていることも。 傲慢に映るけれども これを許しては本当はいけないのよね。
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安定し優れた国際秩序という時、アメリカ人はアメリカが中心に位置するもの以外の国際秩序を思い描くことができない。 ナチスドイツに対する宥和政策は基礎の部分で弱さに基づき戦略であり、ドイツの軍事力を押さえこむだけの力がなかったこと以上に、ヨーロッパでふたたび大戦が起こりかねないとの...
安定し優れた国際秩序という時、アメリカ人はアメリカが中心に位置するもの以外の国際秩序を思い描くことができない。 ナチスドイツに対する宥和政策は基礎の部分で弱さに基づき戦略であり、ドイツの軍事力を押さえこむだけの力がなかったこと以上に、ヨーロッパでふたたび大戦が起こりかねないとの当然の恐れから導き出された戦略である。 脅威に対応する能力がない場合、その結果は脅威を許容する形で表れるとは限らない。脅威の存在を否定する場合もある。欧米で脅威が異なる。 アメリカは大量破壊兵器の拡散、テロ、ならず者国家などの外国の脅威が注目されるが、欧州では民族紛争、移民、組織犯罪、貧困、環境破壊などの課題が注目される。 欧州がアメリカの単独行動主義を恐れ、国連などの国際機関を通じてアメリカの行動を最大限に制約しようとするのも、理解できる。地政学の論理からアメリカは欧州と比較して国の行動を規制する一般的な減速として多国間主義を支持する強い理由を持ちえない。 欧州が軍事力の増強を望まない背景にはアメリカの安全保障による安心感に留まらないものがある。 ヨーロッパ人は現在、力を獲得しようという熱意を持っておらず、特に軍事力の強化には熱意を持っていない。
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短くて読みやすい。そしてかなり過激で説得力に溢れている。それが怖いところだね。 一般的に理想と切り捨てられてもおかしくないようなことをアメリカのネオコンは大真面目に考えている。ジャイアニズムと言ってもおかしくない。 これを日本人のいくらかが支持しているというのが考えられない。日本...
短くて読みやすい。そしてかなり過激で説得力に溢れている。それが怖いところだね。 一般的に理想と切り捨てられてもおかしくないようなことをアメリカのネオコンは大真面目に考えている。ジャイアニズムと言ってもおかしくない。 これを日本人のいくらかが支持しているというのが考えられない。日本がアメリカの軍事力同等のものとそれを行使する権限を、近い将来手に入れられるとは考えにくい。だからもし著者が言うようにパワーポリティクスが全てであれば当然日本は淘汰される。いっそのことアメリカの51州目に入ってしまった方が良いのかもしれない。
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