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魏晋南北朝 講談社学術文庫1595
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魏晋南北朝 講談社学術文庫1595

川勝義雄(著者)

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魏晋南北朝 講談社学術文庫1595

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2003/05/10
JAN 9784061595958

魏晋南北朝

¥1,210

商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2024/09/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これまで当ブログでも紹介してきたように中国史の本は名著が多いのですが、この本はその中でも特にピカイチの輝きでした。 本書『魏晋南北朝』はそのテーマそのものはメジャーどころではありません。中国史のメジャーどころといえば三国志や隋唐時代が来ることでしょう。しかし本書ではその狭間の時代である魏晋南北朝時代にスポットが当てられます。 秦漢帝国から三国時代、魏晋南北朝を経て隋唐帝国へとつながっていく中国。 漢が滅亡してから次の中華統一がなされるまでのおよそ450年、中国は乱世の世でした。しかも「魏晋南北朝」と呼ばれるように中国は北と南で国家が分断し、さらにはその領内においても騒乱が続くことになります。 たしかにこの乱世の世は暗黒時代というイメージになってしまうのも仕方ないかもしれません。しかし著者はこの戦乱の時代を「輝かしい暗黒時代」と表現します。この戦乱の時代こそ中国文明の深化を促し、隋唐時代への布石になったと捉えます。 本書ではこうした乱世だからこそ深化させることとなった文化についてやその時代背景を見ていきます。これは隋唐文明を考える上でも非常に重要な視点となってきます。この魏晋南北朝があったからこその隋唐だということがよくわかります。

Posted by ブクログ

2013/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中国の「貴族制社会」というものが昔からどうもピンときませんでした。彼らには軍事力も経済力もない。そんな学者たちが、なぜ「貴族」と呼ばれる存在になったのか?それを自分の中で具体化することが出来ませんでした。ですがこの本の後半で、「当時、学問教養を代々修めた家にこそ政治を担当できるような人格的に優れた人間が出るという思想があった」というような一文があり、納得。中国の貴族とは、その優れた人格により軍事を握る軍人や経済を握る商人を抑制することを求められていたのではないか、と感じました。他の本も読んで、この読みが合っているのか確かめたいです。

Posted by ブクログ

2013/10/22

三国志の世界から一歩踏み出せました。華北は北方民族には魅力的だったのか、それとも元の場所にいられない理由が、あったのかは読みとれなかったなぁ。

Posted by ブクログ

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