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安全保障学入門 最新版
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 亜紀書房/ |
発売年月日 | 2003/05/30 |
JAN | 9784750503011 |
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安全保障学入門 最新版
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(1) 総合安全保障:安全保障政策を構想する場合に、目標についても手段についても、軍事的側面と非軍事的側面の両方を考慮に入れ、さらには、国外からの脅威ばかりでなく、国内からの脅威や自然からの脅威までも考慮。 (2) 集団安全保障:ある国家集団において、構成国が①相互に武力を行使...
(1) 総合安全保障:安全保障政策を構想する場合に、目標についても手段についても、軍事的側面と非軍事的側面の両方を考慮に入れ、さらには、国外からの脅威ばかりでなく、国内からの脅威や自然からの脅威までも考慮。 (2) 集団安全保障:ある国家集団において、構成国が①相互に武力を行使せず、構成国間の紛争を平和的に解決すること、②それに違反して武力を行使した国に対しては、ほかのすべての構成国が力を合わせて軍事力の使用を含む集団的な強制措置(制裁)をとることを約束することによって、侵略を抑止し、相互に安全を保障しようとする制度。集団安全保障体制は、同盟体制が外部の脅威に対抗するためのシステムであるのとは異なり、対立関係にある国をも含めてすべての国が体制に参加した上で、諸国が力を終結することによって体制内の不特定の構成国による平和破壊行為に対処すようとするもの。 (3) 共通の安全保障:冷戦期のヨーロッパにおける東西対立に対処する方策として生まれた概念。冷戦期のヨーロッパにおいては1970年代前半以降、東西両陣営が敵対関係を継続する中で、お互いの間に戦争が起これば、その被害は双方にとって耐え難いものになり、したがってそのような戦争を避けることが共通の利益であるとの認識を深めるようになった。このような認識に基づき、敵と協力して望まない戦争を回避するための安全保障の枠組みを作ろうとしたのが共通の安全保障。 (4) 協調的安全保障:共通の安全保障が恒常的に対立しあう敵同士の関係を前提にしているのに対し、協調的安全保障とは対立構造が不明確で不安定な地域における、敵でも味方でもない国々の間の関係を安定さえるのに有効と考えられるシステムである。懸念の源となる国や対立関係にある国をも含めて域内全ての国が阿智製に参加した上で諸国の強調によって体制内の不特定の潜在的脅威が顕在化して武力衝突につながることを予防し、紛争の平和的解決を図り、また万一武力衝突が勃発しても、その規模を限定するための枠組みを作ろうとするものである。特徴付けるのは、制度化された安全保障対話、安全保障における総合的アプローチ、信頼醸成措置の実施などである。
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安全保障について、軍事からだけの視点だけでなく幅広く包括的に説明してくれる入門書。いろんな人がそれぞれの章とかを書いているので体系的かとかムダがないかといったらそんなことはないんですが、それでも充分すっきりしています。 新旧あわせた広義の安全保障とは何かから始まって国際安保の諸モ...
安全保障について、軍事からだけの視点だけでなく幅広く包括的に説明してくれる入門書。いろんな人がそれぞれの章とかを書いているので体系的かとかムダがないかといったらそんなことはないんですが、それでも充分すっきりしています。 新旧あわせた広義の安全保障とは何かから始まって国際安保の諸モデル、軍事力の役割や核兵器のもたらしたもの、軍管と軍縮、政軍関係、戦略思想の系譜、非軍事的な安全保障、国連や国際法、現代・ポスト冷戦期の安全保障、そして日本の安全保障の基礎知識の解説といった内容。
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安全保障の入門書として読んだが意外にすんなり読めた。平和を欲するならば戦争を理解せよ(リデル・ハート)の文言をいやでも思い起こさせる。 また、参考文献が多く書かれていて良い、ここからさらに読み進めることも出来るし、基本的な考え方のみ本書で学習してもよいが本書はリアリズム(現実主義...
安全保障の入門書として読んだが意外にすんなり読めた。平和を欲するならば戦争を理解せよ(リデル・ハート)の文言をいやでも思い起こさせる。 また、参考文献が多く書かれていて良い、ここからさらに読み進めることも出来るし、基本的な考え方のみ本書で学習してもよいが本書はリアリズム(現実主義的)な考え方になっているので、リベラリズム、グローバリズムを学びたい人は参考文献にある本を読めばいいだろう。 以下目次と石ころ 第一部 安全保障学入門 第1章 安全保障の概念 1 普遍的定義の欠如 2 伝統的な安全保障概念とその変容 3 新しい安全保障の諸概念 1 抽象的定義「ある主体が、その主体にとってかけがえのない何らかの価値を、何らかの脅威から、何らかの手段によって、守る」 リアリズム アナーキー、国際政治の対立的側面を強調、国際政治における軍事力を重視、国家(一国)安全保障 リベラリズム 国際政治の協調的側面を強調、経済相互依存、法や制度の発達、非軍事的安全保障、国際安全保障 グローバリズム 国家より大きな視点、人間の平等、未来志向、人間中心、グローバルなシステム、「積極的平和」(全人類の平和)、「human security」、「global security」 安全保障の定義は人それぞれ 米国の安全保障の変遷 各学派の一部の主張の問題点 リアリズム 書いていない、が、これが過ぎれば国家による独善的行動に繋がるのは明白 リベラリズム 政治秩序は強制力で支えられる事、第三世界の軍事的脅威の失念 グローバリズム 国家の意味の忘却、独善的空想的行動理論 結論 定義は抽象的であっても枠はある、枠から外れたものは排除するべき 2 第2章 戦争と平和の理論 1 2 3 第3章 国際安全保障体制論 1 2 3 第4章 軍事力と安全保障 1 2 3 第5章 核兵器と安全保障 1 2 3 第6章 軍備管理・軍縮 1 2 3 第7章 政軍関係――シビリアン・コントロール 1 2 3 第8章 軍事戦略思想の系譜 1 2 3 第9章 安全保障の非軍事的側面 1 2 3 第10章 国連と安全保障 1 2 3 第11章 国際法と安全保障 1 2 3 第12章 安全保障の新展開 1 2 3 第13章 ポスト冷戦期の安全保障 1 2 3 補 章 9.11テロと安全保障 第2部 日本の安全保障政策の基礎知識 1 戦後日本の安全保障政策 1 2 3 2 日本の防衛政策の原則 1 2 3 3 日本の防衛計画 1 2 3 4 日米安保体制 1 2 3 5 集団的自衛権 1 2 3 6 集団防衛と集団安全保障 1 2 3 7 有事法制 1 2 3 8 日本の国際平和協力活動 1 2 3 9 日本の危機管理体制 1 2 3 10 日本のテロ対策の展開(追補) 1 2 3
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