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遠い島ガダルカナル
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遠い島ガダルカナル

半藤一利(著者)

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遠い島ガダルカナル

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所/
発売年月日 2003/01/08
JAN 9784569625379

遠い島ガダルカナル

¥385

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2024/03/27

半藤さんの本は読みやすいけれど この本も辛くてなかなか先に進まなかった。 歴史にもしはないけれど もう少し幹部の考えが違っていれば こんなに多くの犠牲を払わずに済んだのに。 本当に悔しいです。 「前進 そして突撃こそが 日本軍の本領なのである。」 それで過去には勝ったけれど...

半藤さんの本は読みやすいけれど この本も辛くてなかなか先に進まなかった。 歴史にもしはないけれど もう少し幹部の考えが違っていれば こんなに多くの犠牲を払わずに済んだのに。 本当に悔しいです。 「前進 そして突撃こそが 日本軍の本領なのである。」 それで過去には勝ったけれどいつまでも 相手だって同じじゃないのに。 どうして って 思います。 「無為にして無責任の人たちを頭にいただいて戦い 散ってゆく若者たちのことを偲べば 戦争の無惨さ はかなさを思うのみである」 実際に命をかけて戦うのは若者なのに 無能なトップのせいで 命が失われていく 戦争の悲惨さ。 そして 戦況が悪化して ガ島に残された 兵隊は補給もなく 病気や飢えとも戦わねばならなかった。 米軍の情報が入っていたにもかかわらず 計画を変更せず 今更 変更できないという流れになって 結局作戦は失敗に終わる。 情報戦でも日本軍は負けていた。 米軍は日本の作戦を知った上での 攻撃だった。 最後には 撤退を選んでくれたおかげで全員の死にならずに済んだし 駆逐艦の活躍のおかげで 救出された人もいて 良かったです。 こういう本を読むと戦争というものは 本当にこの世から無くなって欲しいと思います。 なんで 普通の人が 殺しあわなくてはいけないのか。 理解できません。 こういう過去を忘れずに 二度としてはいけないと 国のトップなどに訴えたいと思います。

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2007/07/15

ガダルカナルは遠かった、というのがよく判る。日本軍がいかにだめだったのか、という著者のシリーズ(いえ、そういう訳ではないだろうけれど、結果はそうだ)の最新作。「ノモンハンの夏」からずっと読んできた。そして著者が自ら書いている通り、この本は「ノモンハンの夏」そっくりなのだ。 長い戦...

ガダルカナルは遠かった、というのがよく判る。日本軍がいかにだめだったのか、という著者のシリーズ(いえ、そういう訳ではないだろうけれど、結果はそうだ)の最新作。「ノモンハンの夏」からずっと読んできた。そして著者が自ら書いている通り、この本は「ノモンハンの夏」そっくりなのだ。 長い戦いを通して日本軍はまったく変わらなかった。そして日本人も実は今に至って変わってないのではないか? 著者の意図はそこにある。 その遠い島、ガダルカナルへ向けて、兵士、物資の輸送をするのは夜に限られている。制海権、制空権は米軍のものだから。これを米軍はトーキョー・エクスプレスと呼び、日本軍は自嘲的に鼠輸送と称した。 この本はどこまでも些末そうな話に始終するのだが、日本軍がこの後敗退を重ね、やがて敗戦に至るのが納得できる。 「ノモンハンの夏」「レイテ沖海戦」「真珠湾の日」「ルンガ沖夜戦」。どれもいい。日本って一体・・・もう・・・いや、今の総理大臣のことだよ・・・という気持ちになる。そう、全部につながるのは「根拠のない楽観」というもの。やれやれ。

Posted by ブクログ

2006/03/18

昭和17年6月5日、のミッドウェー海戦で日本海軍は赤城、加賀、蒼龍、飛龍の空母を失って制空権を失った。大敗の事実を海軍の中枢部はひた隠しに隠蔽して、国民どころか天皇さえ知らされないまま、日本は破滅にむかっていく。

Posted by ブクログ