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志村流 金・ビジネス・人生の成功哲学
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | マガジンハウス/ |
発売年月日 | 2002/03/22 |
JAN | 9784838713219 |
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商品レビュー
3.6
14件のお客様レビュー
志村けんの著作。 2002年の本。 四章にわたって、ご自身の考えが書かれている。 読みやすくてあっという間に読了できた。 第三章のビジネスについて。 大福を食べて美味しいと、ただいちご大福を食べている人もいればクリーム大福を食べている人なのかわからない、要するに俺の常識はお前...
志村けんの著作。 2002年の本。 四章にわたって、ご自身の考えが書かれている。 読みやすくてあっという間に読了できた。 第三章のビジネスについて。 大福を食べて美味しいと、ただいちご大福を食べている人もいればクリーム大福を食べている人なのかわからない、要するに俺の常識はお前の非常識だ。 礼儀は不変である、朝早く行くことでメンタルを五分五分にできる。 仕事でも、家庭でも共感できる本だと思う。 以下、響いた言葉。 第一章 自分の値段を知る 才能はゴールドと同じ。この金を高く売るには、交換率がいいところで換金すればいいわけだ。 第二章 お金の排泄行為 溜め込むだけでは不健康 第三章 常識のない奴に成功なし 個性は変人、常識は凡人でいたい
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本書で志村けんは、「人生」、「お金」、「ビジネス」、「処世術」の四つをテーマに、自分の考えを披露していく。「志村は三人いる!?」、「準備こそ全力投球」、「二等賞がホントの一等賞」など、テレビを見るだけでは知ることのできない一面を知ることができる。 「給料は現金を手渡しで受け取りたい」、「女房はしっかり管理しろ」など、ちょっと前時代的なところもあるし、「肝心なところにはお金を使え」といった当たり前に思えることも書かれている。でも、あの志村けんが言うのだから説得力がある。 なかでも面白かったのが、一生を一日にたとえるというもの。人生を72年として、それを24時間に換算する。72÷24=3なので、三年が1時間にあたる。自分の年齢が何時になるのか計算してみれば、これからの生き方、方向性がなんとなく見えてくる。今後の身の振り方も残り時間に合わせて変えたほうがいい。 たとえば、24歳の人は午前八時。会社勤めならまだ出社前、これからバリバリ働くことができる。51歳なら午後五時、残り時間は7時間しかない。なにか新しいことを始めようとするなら、残された時間のうちにできることにしたほうがいい。でも、野球はデイゲームよりナイターのほうが気持ちよくプレイできる。時間が少ないことに落ち込む必要はない、と志村けんは励ましてくれる。こういう柔軟な考え方ができるのが素敵だ。 本書の語り口は決して説教くさくなく、あくまで「おれはこう思うよ」という距離感を保っている。そして、「くよくよしたってしょうがないさ」という前向きな考え方。本の端々から、人のよさが伝わってくる。 志村けんが目指すのは、「常識人の変な人」だという。常識、礼儀を知らなければ成功できない、と書いている。たしかに、常識とのズレが笑いを生む。基準となるものを把握していないと、面白いアイデアは思いつかない。突飛な小説を書く筒井康隆も、本人はとても真面目な人だと聞いたこともある。
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真面目なビジネス書。素の志村、芸人・志村、キャラ・志村という3人の志村を堅実にマネジメントする姿はとてもストイック。篠山紀信さん撮影の、少し涙目の表紙の写真と、そでのにこやかに片手を上げている写真とのギャップがとても印象的。二番手狙いのスタンスは、ジョジョ第三部のホル・ホースと同...
真面目なビジネス書。素の志村、芸人・志村、キャラ・志村という3人の志村を堅実にマネジメントする姿はとてもストイック。篠山紀信さん撮影の、少し涙目の表紙の写真と、そでのにこやかに片手を上げている写真とのギャップがとても印象的。二番手狙いのスタンスは、ジョジョ第三部のホル・ホースと同じ。実践している人がここにいた。頭がいい人は頭で考えすぎてしまうという話は、『マツコの知らない世界』でマツコも言っていた。すぐに意味を見出そうとする、と。
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