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新編 島田陽子詩集 新・日本現代詩文庫13
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新編 島田陽子詩集 新・日本現代詩文庫13

島田陽子(著者)

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新編 島田陽子詩集 新・日本現代詩文庫13

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 土曜美術社出版販売/
発売年月日 2002/10/08
JAN 9784812013663

新編 島田陽子詩集

¥550

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2011/04/30

滝は滝になりたくてなったのではない 落ちなければならないことなど 崖っぷちに来るまで知らなかったのだ …… まっさかさまに 落ちて落ちて落ちて たたきつけられた奈落に 思いがけない平安が待っていた 新しい旅も用意されていた 岩を縫って川は再び走り始める 日常の中でささくれ立つ心...

滝は滝になりたくてなったのではない 落ちなければならないことなど 崖っぷちに来るまで知らなかったのだ …… まっさかさまに 落ちて落ちて落ちて たたきつけられた奈落に 思いがけない平安が待っていた 新しい旅も用意されていた 岩を縫って川は再び走り始める 日常の中でささくれ立つ心をまっすぐに表現した。 今以上に性差別が激しかった時代に生きていた女性が、日々どんな気持ちで生きていたか、なんて私には解らない。 私の時代はきっと彼女たちの時代よりも抑圧は少ないだろう。けど、それでも私には重すぎる。 人間の精神は、少なくとも百人一首を選んでいた頃からちっとも変わっていない。 変わったのは、「可能性に対する意識」だ。 人間の進歩の証は「可能性を広げ続けること」にある。 海の記憶 とろとろとゆられていた海の 心地よいあたたかさも 魚の匂いも 皮膚の内側にたたみこんで きっぱりと打ち上げられた砂浜 それがどこか わたしたちは知らされてはいない だが それは約束の地 寒々と荒れた北の浜であろうと 灼けつく石の浜であろうと えらぶことはできない 打ち上げられたいのちの等しさが すべての始まり からみついた藻を洗い流し おぼつかない足どりではるばると来た ここまでの道はえらんだ道 ここに在るのは選択の末 わたしたちを歩ませたものは海の記憶 それと無縁に選択されたものは何もない などと言わないでほしい 刻みつけられたものだけに指示されるなら わたしたちが手に入れたものは何と無力なことか これからも歩みつづけ わたしたちは手に入れるだろう 新しい鳥の翼を そうして超えるだろう 海の記憶を 詩人は「海の記憶と無縁に選択してきたものが人間に力を与える」と言うが、私は海の記憶の新しい組み合わせが私たちに鳥の翼を与えると信じる。

Posted by ブクログ

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