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境界の発生 講談社学術文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2002/06/10 |
JAN | 9784061595491 |
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境界の発生
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
現代と古代では生死の…
現代と古代では生死の境が直接、自分の目で見えた、、、そこから始まります。資料豊富です!!
文庫OFF
1989(平成元)年に単行本として刊行。 『異人論序説』の赤坂憲雄さんの、これも初期の本。別々に発表された論文・エッセイを収録。 この方の文体はなにか重苦しいような主体を感じさせる。その上、高度に学術的な記述も多いので、人によってはとっつきにくいだろう。私は、この文体は好きだ...
1989(平成元)年に単行本として刊行。 『異人論序説』の赤坂憲雄さんの、これも初期の本。別々に発表された論文・エッセイを収録。 この方の文体はなにか重苦しいような主体を感じさせる。その上、高度に学術的な記述も多いので、人によってはとっつきにくいだろう。私は、この文体は好きだし、「異人」「境界」といったテーマも目下真剣に考えているあたりのものだ。 本書の中では巻頭に入っている「境界/生と死の風景をあるく」というエッセイの、序文の部分で、現代を「あらゆる境界が喪われてゆく時代」と書いているのが、私としてはとても気になり、かなり考えこまされてしまった。 赤坂さんの考えていることとは少し違うだろうが、こんにち、科学的あるいは功利的な「クールな明晰性」によって世界がのっぺりとし、神話的な強力な磁場はもはや無く、共同体もほとんど解体して、ただ情報と経済行動だけが灰色の空間にひたすら浮かんでいるようなこのエントロピーの高い世界は、確かに異界と「境界」を喪っているのかもしれない。
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「境界」に関する一冊。いや、そのまんまやんけ。 あまりに長い期間に渡ってぽつぽつ読み進めていったためはじめの方の内容が遠い記憶の彼方になっているのですが、市・異人・杖・人身御供譚・穢など様々な「境界」について民俗学的な視点から検討。
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