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卵の緒
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商品詳細
内容紹介 | 内容:卵の緒. 7's blood |
---|---|
販売会社/発売会社 | マガジンハウス |
発売年月日 | 2002/11/21 |
JAN | 9784838713882 |
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卵の緒
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※このレビューにはネタバレを含みます
【卵の緒】 小学4年生の鈴江育生は母の君子にへその緒を見せてとせがむと「育生は卵で産んだの」と卵の殻をみせられる。 クラスの中心的存在である池内君が五年生の夏休みから学校にこなくなる。育生は池内君の自宅に訪問し、それから仲良くなる。「すごく美味しいものを食べたときに食べさせたいと思う人こそ自分の好きな人」と君子は育生に話しており、育生はニンジン嫌いの池内君に君子が作ったニンジンブレットを食べさせたいと話す。ニンジンブレットを食べさせるために君子は朝7時に池内君を招待し、学校を休ませ朝ちゃん(総務部の朝井で君子の彼氏)も呼んで4人で食事を楽しむ。 女子大生だった君子は、余命半年と言われてやる気のない授業をしていた16歳年上の先生(妻は子供を産んだときに亡くなっておりその子供が育生)に一目惚れして、育生に会った瞬間欲しいと思った君子は大学を辞めて先生と結婚する。その後先生は亡くなったが愛情深く育生を育てていく。 朝ちゃんと結婚し妊娠した君子は卵を見立てて育生と子育ての練習をする。出産予定日の前日に育太郎と名付けて育てていた卵を目玉焼きにして食べ、「食べたってことは誰よりも育太郎と仲良しだ」と話す君子。産まれたのは妹で、名は育子。育生と育子は仲が良い。 【7's blood】 高校3年生の七子は父の愛人の子供である小学生の七生と暮らすことになる。七生の母親が傷害事件を起こして刑務所に入ったため、母親が七生を引き取ったのだ。引き取って5日目に癌でたおれた母親は入院し、七子と七生の2人暮らしが始まる。小学生のわりに大人びた七生にとまどう七子。七生の自己PR文での小学校への呼び出し、4日目のバースデーケーキ、七生のキス現場目撃、母の死、夜のパジャマ散歩、七子の風邪、…2人の絆が深まる中、七生の母親が出所することになり七生は七子の家を出ていく。お互いの髪をきりあってさよならする2人。わずかな記憶と確かな繋がりを持った2人は30分の距離だけれど、2度と会わないだろうと思う。 【感想】 「卵の緒」は君子母のキャラクターがいい。子供は大変かも知れないけど一緒に暮らしていたら楽しそうだなと思ってしまう。 「7`s blood」は子供、兄弟の心の繋がりにほっこりし、最後は涙してしまった。
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特に1作目のお母さんが好きです。 豪快でなんとなくいい加減なんだけれども、子どもが大好き、というのが伝わってきます。
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別の作品を読んで、「瀬尾先生の作品好きかも」と思ったので早速もう一冊 短編とは言わないのかな?中編?の作品が2作 どちらの作品も母親の愛と、家族の愛が描かれています 1作目の母親の愛がとにかく大きい 大事なことをさらりと、そしてサバサバと語っていくお母さんの素敵なこと でもこ...
別の作品を読んで、「瀬尾先生の作品好きかも」と思ったので早速もう一冊 短編とは言わないのかな?中編?の作品が2作 どちらの作品も母親の愛と、家族の愛が描かれています 1作目の母親の愛がとにかく大きい 大事なことをさらりと、そしてサバサバと語っていくお母さんの素敵なこと でもこの愛が正常であるのか 母親としてなら正常だけど、一人の人間としてどうなのか 恐怖も感じました そこまで突き動かされる根っこの部分は? でも一方でどうしても手に入れなければ気が済まない物があって、それを行動に移せたという状況に羨ましくもある 2作目は母の愛と姉弟の愛が、みんな不器用に絡まり合ってる作品 母は子たちを 姉は姉なりに弟を 弟は懸命に姉を お互いに相手のことを考えているのに近づけなかったり遠かったり 最後、会いに行ける距離なのにもう二度と会うことはない、そう感じたのは私もそうでした
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