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経済論戦は甦る
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社/ |
発売年月日 | 2002/10/24 |
JAN | 9784492393864 |
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商品レビュー
4.7
6件のお客様レビュー
あなたはデット・デフレーションのフィッシャー派? 清算主義、創造的破壊のシュムペーター派? 経済学の考え方はいろいろあるのだが、この2つの考え方を対比させてみるのが現状の経済論戦を俯瞰するには適している。 この二つの経済理論を軸に整理をしてみようという本。 整理してより明確に...
あなたはデット・デフレーションのフィッシャー派? 清算主義、創造的破壊のシュムペーター派? 経済学の考え方はいろいろあるのだが、この2つの考え方を対比させてみるのが現状の経済論戦を俯瞰するには適している。 この二つの経済理論を軸に整理をしてみようという本。 整理してより明確になることだが、大恐慌のころからこの2軸の論戦はあり、いまだ明確な決着はついていない。 これをどうとらえるか。どちらも正しいが、どちらの論を取るべきが状況把握が難しいととるか、この2軸論戦そのものが無駄と取るか…。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
33冊目。 【要旨】創造的破壊と金融緩和(リフレ)の対立について。世界恐慌時にはシュンペーターに代表される創造的破壊によってはデフレ不況を脱し得ず、フィッシャーに代表される積極的な財政金融政策(リフレ)によって脱した、という著者の経済史的考察をもとに、現代日本を取り巻くデフレ不況の処方箋として小泉政権の構造改革路線は不適切であるという主張が展開されている。 【感想】本文中でも指摘されていることだが、日銀が長らく低金利政策を続けている現状でのリフレというのはどのようなものになるのかいまいちイメージがわかない。本当にマクロ経済学は思想そのものというか、真理の見えない、いや存在するのかどうかさえわからない代物だなと。
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「創造的破壊」を唱えるフィッシャーと、「デッド・デフレーション」の理論のシュムペーター。積極的な財政金融政策で不況を解消すべき。
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