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検証・伊達の黒船 技術屋が解く歴史の謎
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝文堂/ |
発売年月日 | 2002/06/29 |
JAN | 9784832301160 |
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検証・伊達の黒船
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検証・伊達の黒船
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2002年刊。宮城県の土木技術者であった著者が慶長遣欧使節船サン・ファン・バウティスタ号の建造地を推理する。 ・第一章 語られている定説・通説の検証 ・第ニ章 黒船建造地の追跡 ・第三章 黒船建造に関連した推論 本書は、県の土木技術者であった著者が、技術的見地から通説に疑問を持ち建造地を推理したものである。著者は、通説が「科学的には全く何も証明されていない」とし地形、地質等を分析し論じている。なかなか面白いが、図版が少ないせいか解りづらい。また、文献史料についても批判をおこない後世の編纂物である「貞山公治家記録」の使用に注意を促している。 家康、秀忠が外国との交流に熱心で、スペインの技術を導入し、ガレオン船まで作っていたとは知らなかった。 通説への疑問はわかるが、著者の論も、もう少し丁寧に論じて欲しい部分が少なからずある。その点、本書を読んでも説得力に欠けるのが惜しい。参考文献一覧はタイトルと著者のみ列記、出版社までいれて欲しいところ。 2006年に「伊達政宗の黒船―ねつ造された歴史の告白」という本が出版されているようであるが、アマゾンの古書価格は法外で手が出ない。(98,000円との事) 土地勘が無いので深く理解することはできないが、通説に一石を投じる本として面白い。
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