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新釈落語噺(その2) 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2002/05/25 |
JAN | 9784122040236 |
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新釈落語噺(その2)
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新釈落語噺(その2)
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
またまた談志さんが書…
またまた談志さんが書いてくれた!彼独自の落語に対する切り込み方を堪能あれ。
文庫OFF
立川流の真髄を探るにふさわしいネタ本。 談志の古典への解釈の深さを感じられる。 この本で立川談志落語論として 得たビッグマップは以下のものだ。 大きな意味で日本文化における寄席芸の本命は 「喋り」、「語り」であり、 それが「講談」と「落語」に分化した。 方や歴史を語り、方や庶...
立川流の真髄を探るにふさわしいネタ本。 談志の古典への解釈の深さを感じられる。 この本で立川談志落語論として 得たビッグマップは以下のものだ。 大きな意味で日本文化における寄席芸の本命は 「喋り」、「語り」であり、 それが「講談」と「落語」に分化した。 方や歴史を語り、方や庶民の生活を語った。 歴史を語る講談は「人間として正しい道」を語った。 落語はこれを嫌った。正当な生き方というものに 疑問を持ったのだ。 だから「落語とは 人間の業の肯定」なのである。 人間の常識の範囲、「文明」や「文化」は 講談の世界であり、 常識の外の世界を扱うのが落語なのだ。 常識外の世界には3つの要素がある。 まず「文明に対する揶揄」という要素。 次に「義理も人情も常識も社会ルールも入る余地のない極限状態」という要素 最後に「他人といっさい共通しない、まとまらないものを語る、イリュージョン」という要素 これらを笑いに昇華させるのが立川流の落語なのだ。
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立川談志が「落語とは何か?」を自ら問い詰めつつ、考え、演出し、演じた噺の数々を紹介する一冊。サラリと聞き逃してしまうような細かな演出の背景に、実は深い落語への想いがあることが判る。しかし、その想い感じさせない軽い芸が素晴しいのか、芸でその想いを伝えられないのでダメなのか...芸談の持つジレンマはやはりここにも存在する。 なぜか 2巻から読んでしまったけど、1巻も読む。
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