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殺しのリスト 二見文庫ザ・ミステリ・コレクション
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殺しのリスト 二見文庫ザ・ミステリ・コレクション

ローレンス・ブロック(著者), 田口俊樹(訳者)

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殺しのリスト 二見文庫ザ・ミステリ・コレクション

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 二見書房
発売年月日 2002/05/24
JAN 9784576020747

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商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2022/04/15

アメリカの作家ローレンス・ブロックの長篇ミステリ作品『殺しのリスト(原題:Hit List)』を読みました。 ローレンス・ブロックは伊坂幸太郎の作品に影響を与えた作家とのこと… 伊坂幸太郎の殺し屋シリーズ『AX アックス』を読んだあとだったので、通じるモノもあるのではと思い本作品...

アメリカの作家ローレンス・ブロックの長篇ミステリ作品『殺しのリスト(原題:Hit List)』を読みました。 ローレンス・ブロックは伊坂幸太郎の作品に影響を与えた作家とのこと… 伊坂幸太郎の殺し屋シリーズ『AX アックス』を読んだあとだったので、通じるモノもあるのではと思い本作品をセレクトしました。 -----story------------- 【 殺し屋ケラー 】シリーズ 殺し屋ケラーシリーズ、待望の長編 孤独な殺し屋の非情な世界──NWAグランド・マスター賞に輝く名匠ブロックの筆致が冴える! 殺しの依頼を受けたケラーは空港に降り立った。 迎えの男が用意していたのは車とピストル、そして標的の家族写真だった。 いつものように街のモーテルに部屋をとり相手の動向を探る。しかし、なにか気に入らない。 いやな予感をおぼえながらも「仕事」を終えた翌朝、ケラーは奇妙な殺人事件に遭遇する……。 巨匠ブロックの自由闊達な筆が冴えわたる傑作長篇ミステリ! 原題:Hit List 【 伊坂幸太郎 氏 】 ローレンス・ブロックからはあからさまに影響を受けています。 『殺し屋ケラー』シリーズは僕が書きたいものの到達点であるような気すらします。 【 名物書店員さん絶賛! このミステリが熱い! 】 40代、独身、職業・殺し屋……。 依頼を受け、見知らぬ土地に向かい、そして“仕事”をするだけ。 派手なことはなにもない、まるでビジネスマンのような男。だが、その“日常”が読ませるのだ! 孤独な中年男の心のゆれが、ロマンの香気さえ漂わせ、読み手をグイグイ引きこむ。 断言しよう、読み終えたときのあなたの「もっとも好きな殺し屋」にケラーはなっていると!!! ─────ときわ書房 船橋本店文庫担当 宇田川拓也 ----------------------- 2000年(平成12年)に刊行された、殺し屋ケラーシリーズの第2作です。 ケンタッキー州のルイヴィルで、嫌なな予感を覚えながら「仕事」を終えた翌朝、ケラーは奇妙な殺人事件に遭遇… ある事情からケラーは宿泊していたモーテルの部屋を変更してもらったのだが、変更前の部屋に宿泊していた男女が殺害されたのだ、、、 そして、ボストンで次の「仕事」を終えたあと、カフェでケラーのコートを盗んだ男が雨の中で殺害される… 自分は狙われている!? 殺し屋を消そうとしている殺し屋がいるのか? その目的は?  殺し屋vs.殺し屋… ケラーと仕事斡旋者ドットは慎重に標的を見張りながらまだ見ぬ敵の正体を探る……。 長篇なんですが、短篇をつなぎ合わせたような構成なので、連作短篇という方がイメージが近いのかもしれませんね… 伊坂幸太郎の殺し屋シリーズとキャラクター設定や殺し屋の仕事の描き方が近い印象を受けましたね、、、 面白かったです! ケラーとドットの軽妙な会話、ちょっとズレを感じるコミュニケーションも魅力的… ケラーが陪審員を務めたり、占いに傾倒したり、趣味の切手収集に熱心だったりと、ケラーのプライベートが描かれるサイドストーリーも愉しめました。

Posted by ブクログ

2021/03/28

やっと入手したシリーズ第二作。短編集の前作と打って変わり、今回は長編…のはずだが、実際は短編同士を繋ぎ合わせたような筋の運び。それもそのはず、解説によると一部のエピソードが刊行前に【切り売り】されていたらしい。前半の画廊編はまだしも、後半の陪審員編は本編と関連性が低く、間延び感を...

やっと入手したシリーズ第二作。短編集の前作と打って変わり、今回は長編…のはずだが、実際は短編同士を繋ぎ合わせたような筋の運び。それもそのはず、解説によると一部のエピソードが刊行前に【切り売り】されていたらしい。前半の画廊編はまだしも、後半の陪審員編は本編と関連性が低く、間延び感を助長しているが、長尺な分、ケラーとドットの掛け合いは存分に味わえる。本来は血と暴力の匂いが漂う<殺し屋の主人公VS正体不明の殺し屋>という好カードも著者の手に掛かると何ともトリッキーな展開に。うーん、やっぱりこのシリーズ好きです。

Posted by ブクログ

2019/01/20

大好きな伊坂幸太郎さんオススメのシリーズ。 確かに・・・伊坂臭がする(笑) 殺しの場面より、殺し屋の日常みたいな。 海外作品の会話って、何であんなにオシャレなのかしらね。 シリーズ揃えちゃったから、また読も♪

Posted by ブクログ