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ぼくはお城の王様だ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2002/05/20 |
JAN | 9784062112994 |
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ぼくはお城の王様だ
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商品レビュー
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母親が家政婦になったことでウェアリングズという館に住むことになったキングショー。 〈おまえたちなんかに来てほしくなかった〉 その日から、館の現主人であるジョーゼフ・フーパーの息子・エドマンド・フーパーとの日々がはじまった。 11歳の少年同士の敵意・悪意・残酷さがこれでもか!と...
母親が家政婦になったことでウェアリングズという館に住むことになったキングショー。 〈おまえたちなんかに来てほしくなかった〉 その日から、館の現主人であるジョーゼフ・フーパーの息子・エドマンド・フーパーとの日々がはじまった。 11歳の少年同士の敵意・悪意・残酷さがこれでもか!とストレートに書かれている。 読んでいるうちになんとなく察するような、どうしようもない、やるせない終わりを迎えるので、読了後も気分が沈むこと間違いなしの本作。 ただ「愛の反対は憎悪ではなく無関心」という言葉もあるくらいで、どちらかが「嫌悪」の感情を抱いていたら、そもそもこの少年たちの衝突は発生しなかったと思う。 その感情が「憎悪」ということは、もしかしたら友人として歩む道もあったのかもしれない。 しかし、その道に行くにはキングショー少年はあまりに繊細で優しい。 そして周囲の大人も、自身の欲を追求して盲目すぎた。 著者あとがきにも記されていたが、本作は大人のためにかかれた子供の話だ。 夜のとばりの恐ろしさを忘れた大人に読んでもらいたい一作。
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再読。 今ちょっと気分が落ち込んでいるため、後半読んでて吐き気がしてしまった。エネルギーが有りすぎる小説。著者あとがきも痛い…
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読後感が悪い。二度と読みたくないという感想を引いて、★3つ。表面的には受け入れ難いが、とても深いところで揺さぶられた。 大人のための、児童文学。 場面転換などがところどころ分かりづらく、多少の読みづらさはある。またテーマも受け入れ難いものなので、読み手を選ぶ本だなと思った・・・ら...
読後感が悪い。二度と読みたくないという感想を引いて、★3つ。表面的には受け入れ難いが、とても深いところで揺さぶられた。 大人のための、児童文学。 場面転換などがところどころ分かりづらく、多少の読みづらさはある。またテーマも受け入れ難いものなので、読み手を選ぶ本だなと思った・・・ら、あとがきにもそう書いてあった。 良い本だとは思うけど、人には勧められない。 愛情を満たされなかったがために、自分を犠牲にする少年。 愛情を満たされなかったがために、他人を攻撃せずにいられない少年。 子ども達は世間が狭い。大人にとっては些細なことも、彼らには重大だ。 彼らの狭い世界、選べない世界を村から距離を置かれている館が良くあらわしている。 そして、「大丈夫、私はあなたのことちゃんとわかってるんだから」 そんな親の身勝手な都合の良い思い込みが、さらに少年を追い詰めてしまう。 読み手の立場によって、きっといろんな感想を持つ作品なんだろうなと興味深いが、積極的にはオススメできない本で、これまた葛藤させられる。
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