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万葉集入門 岩波ジュニア新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2002/10/18 |
JAN | 9784005004140 |
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万葉集入門
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
万葉集に関する本をきちんと読んだのは初めてだ。 庶民から天皇まで、あらゆる人々の歌を集めた万葉集。日本が誇るべき文化だと思う。惜しむらくは、僕の歌を解する心のなさ。歌の善し悪しはよくわからない。でも、「籠もよみこもち・・・」の歌は好き。
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「岩波ジュニア新書」2冊目。ジュニア向けながら、かなり論理的に万葉集を分析しています。感情豊かな万葉集を論説することに、最初は違和感がありました。でも、読み進めると、冷静な語り口の中に作者の思いがちらりと覗くことがあって、それが逆に強く印象に残りました。熱い語り口にうんざりさせら...
「岩波ジュニア新書」2冊目。ジュニア向けながら、かなり論理的に万葉集を分析しています。感情豊かな万葉集を論説することに、最初は違和感がありました。でも、読み進めると、冷静な語り口の中に作者の思いがちらりと覗くことがあって、それが逆に強く印象に残りました。熱い語り口にうんざりさせられる梅原猛氏とは真逆の効果です。 いろいろ深く納得させられたことは多いのですが、古今集は「時間の経過」を、万葉集は「一瞬の感動」を詠んでいるというのはなるほどです。歌人評も興味深く読みました。山部赤人は「遠近法・平衡感覚」、山上憶良は「世の中の道」、大伴旅人は「幻想的非現実的な一面」、高橋虫麻呂は「高度の批評性を内在」など、言い得て妙です。
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[ 内容 ] 春過ぎて夏来るらし白たへの衣干したり天の香具山―『万葉集』の歌の作り手は、天皇皇族から庶民までの広きにわたります。 彼らは何を見、感じ、どう表現したのか。 その歌々が今も私たちの心を魅了しつづけるのはなぜか。 代表的な名歌を解釈しながら、日本最古の歌集の奥行きある世...
[ 内容 ] 春過ぎて夏来るらし白たへの衣干したり天の香具山―『万葉集』の歌の作り手は、天皇皇族から庶民までの広きにわたります。 彼らは何を見、感じ、どう表現したのか。 その歌々が今も私たちの心を魅了しつづけるのはなぜか。 代表的な名歌を解釈しながら、日本最古の歌集の奥行きある世界を旅します。 [ 目次 ] 『万葉集』とは何か 恋の歌―こころの映像 初期万葉―宮廷文化の華 万葉第二期―「大君は神にしませば」 柿本人麻呂―雄大なる抒情 都と鄙―自然へのまなざし 山部赤人―叙景の達人 大伴旅人―美と悲哀の歌人 山上憶良―「子等を思ふ歌」 高橋虫麻呂―人間の根源をみつめて 女歌―内省のめばえ 大伴家持―孤高の大歌人 東国の歌―ひろがる歌のすそ野 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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