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死者を起こせ 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2002/06/14 |
JAN | 9784488236021 |
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死者を起こせ
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【フランス・ミステリ批評家賞受賞作】 「死者を起こせ」 (三聖人シリーズ一作目) 著者 フレッド・ヴァルガス 訳者 藤田真利子 装丁の持つ雰囲気と裏書きに興味を惹かれて手に取りました。登場人物も個性的で魅力があります。何が起こっているのか、徐々に明らかになっていきますが、最後の...
【フランス・ミステリ批評家賞受賞作】 「死者を起こせ」 (三聖人シリーズ一作目) 著者 フレッド・ヴァルガス 訳者 藤田真利子 装丁の持つ雰囲気と裏書きに興味を惹かれて手に取りました。登場人物も個性的で魅力があります。何が起こっているのか、徐々に明らかになっていきますが、最後の最後のどんでん返しに驚愕させられました〜。ネタバレ厳禁で楽しむ本ですね。面白かったです!(^-^) 訳者のあとがきの言葉を借りて、著者とボロ館に住む魅力的な登場人物についてご紹介させていただきますね。笑 著者のフレッド・ヴァルガスは女性のミステリ作家で、中世を専門とする考古学者でもあります。 『一つのことしかしていないとその職業でレッテルを貼られてしまい、息が詰まる』というヴァルガスの作品には、血なまぐさい惨劇の描写はありません。 『ミステリは「不安の解消」を楽しむものー読者は実生活でさまざまな問題を抱えている。ミステリのなかの問題は本の最後に解決される。ーそして読者は安らかに眠れる。』というわけでミステリとしての展開の面白さも十二分に味わえて、安心して眠れますのでぜひ最後まで読み終えてください〜。笑 【登場人物の三聖人(三人の歴史学者)の魅力】 マルクー中世専門の歴史学者。 強情でロマンチックでセンチメンタル。 マティアスー先史時代専門の歴史学者。 太古の知恵と落ち着きと間違いのない本能 を持っている。 (だからか)服を着るのが嫌い。 リュシアンー第一次世界大戦専門の歴史学者。 いつでも、どこでも、誰を相手にしても、 資料を探し始める。 何事にせよ、ひと言(あるいは延々と) 意見を述べずにはいられない。 三人ともがどこかエキセントリックで、しかもその行動がただのおふざけではなく、プロットに密接に絡み合っています。 それぞれの専門知識が事件解決に活かされていますし、それぞれの個性も作品にユーモアを足していて愉しめます。 他にも捜査を組み立てていく重要な人物として、元刑事でマルクの伯父である、アルマン・ヴァンドスレールも欠かせませんね。 フランス独特の言い回しも愉しみながら、最後にタイトルに戻って驚いて欲しいです。なるほど〜でした。笑
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三聖人の活躍!というよりも書いてる作者が活躍。金のない学者が共同でボロ館を借りてる。叔父さんも。叔父さんの語る甥の幼少時代の暴露話がいい。 事件はご近所で起きる。発端は拗らせた嫉妬。表の顔を死守しつつ、敵に対しては味方を装い接する。敵が偶然にも自分の尊厳を傷つけたのは事実だが、勿...
三聖人の活躍!というよりも書いてる作者が活躍。金のない学者が共同でボロ館を借りてる。叔父さんも。叔父さんの語る甥の幼少時代の暴露話がいい。 事件はご近所で起きる。発端は拗らせた嫉妬。表の顔を死守しつつ、敵に対しては味方を装い接する。敵が偶然にも自分の尊厳を傷つけたのは事実だが、勿論故意であるはずもなく、天災のような物だったとやり過ごせなかった。嫉妬にとりつかれてはいけないな。他人だから言えるんだけどさ。しかし三聖人、たのしーい。もっと書いて欲しいが、無理矢理創作しても良いものはできないと作者は知っている。
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フレッド・ヴァルガス(Fred Vargas)作、原題はDebout les morts (1995年)、藤田真利子訳。フランス・ミステリ批評家賞受賞。 ソプラノ歌手の女性の家の庭に突然一本のブナの若木が植えられていたことから物語は始まる。ソプラノ歌手は失踪、ホテルで起きた...
フレッド・ヴァルガス(Fred Vargas)作、原題はDebout les morts (1995年)、藤田真利子訳。フランス・ミステリ批評家賞受賞。 ソプラノ歌手の女性の家の庭に突然一本のブナの若木が植えられていたことから物語は始まる。ソプラノ歌手は失踪、ホテルで起きた殺人事件との関連は……。 若い3人の学者と警察を引退した元刑事の推理が冴える。 終盤はどんでん返しの連続、文句なく面白い。
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