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勝負の分かれ目(下) 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 2002/01/25 |
JAN | 9784043628025 |
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勝負の分かれ目(下)
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勝負の分かれ目(下)
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
上巻にもまして激流の下巻でした。上下ともに圧巻。下巻の縦糸と横糸は日経新聞とブルームバーグか。上巻の時事通信社とロイターも絡んでいきます。金融情報がマネーを生み出す時代に突入、メディアは取材報道という第三者的存在と市場の重要なステイクホルダーという立場の狭間で煩悶します。そもそも...
上巻にもまして激流の下巻でした。上下ともに圧巻。下巻の縦糸と横糸は日経新聞とブルームバーグか。上巻の時事通信社とロイターも絡んでいきます。金融情報がマネーを生み出す時代に突入、メディアは取材報道という第三者的存在と市場の重要なステイクホルダーという立場の狭間で煩悶します。そもそもは新聞という社会のインフラのような公器が、利益追求を使命とする私企業である、という存在の持って生まれた難しさなのかな、と思いました。ちょっと本書からは外れるけど、今回のコロナ禍で新自由主義的経済への疑念を多くの識者が語っていますが、ニューノーマル時代の新聞の役割も大きく検討されるべき、なのかな…なかなか読了後、感想が書けなかったのですが、ニューヨークタイムズの新しいCEOが49歳広告出身の女性というニュースに接し、それぐらいの変革が「勝負の分かれ目」と「2050年のメディア」を繋ぐのかな、と感じ、先延ばしにはできないかな、と。そう、やっぱり、新聞っておじさんくさいんですよね。
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下巻。 金融のダイナミズムを知ることができるとともに、新聞記者にはわからない通信社記者の苦労など、かなり幅広い面が深く掘り下げられて描かれている。筆者の取材能力の高さが読み取れる。
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