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古代文明の謎はどこまで解けたか(1) 失われた世界と驚異の建築物・篇 Skeptic library7
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商品詳細
| 内容紹介 | 内容:失われた世界と驚異の建築物・篇 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 太田出版/ |
| 発売年月日 | 2002/07/05 |
| JAN | 9784872336689 |

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古代文明の謎はどこまで解けたか(1)
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
古代文明の謎や仮説に対して「「無批判な信奉者」と「懐疑的な専門家」の中間を進む」ことである、というのが本書のスタンスであることが冒頭に述べられている。その言葉通り、扱われている内容に関して、自分の信じた説を曲げたがらない信奉者の問題点を指摘する一方で、説に反駁することだけを目的にしているような専門家の意見もやはり批判している。だからといってどっちつかずの蝙蝠になっているわけでもなく、時には著者が自分なりの「さらにとんでもない説」を打ち出したりしていて、そこが面白い。 第1巻で扱われているのは、アトランティスやマヤ文明、聖書に出てくるソドムとゴモラといった、今は失われた(一部、存在自体が神話に近いものもある)都市の場所や、本当に存在していたのかどうかという一連の議論。ソドムとゴモラの「天からの火」は、一般的解釈の一つとして隕石があるのだが、著者は「その地域に潤沢にあった石油に地震で火がつき、燃えたのではないか」という説を紹介しており、こんな説はこうした本を読まない限りは知る由もない。 2章は天文学に関する話。ここでも聖書の中にある「ベツレヘムの星」とは何だったのか、等について議論されている。各トピックよりも、よく知られていることながら「中世のヨーロッパの科学知識は紀元前の古代ギリシア人の科学知識より劣る」ということが随所に触れられていて、そのあたりを読むだけでも学びや驚きは多い。ヨーロッパの科学の停滞はアリストテレスが隕石の存在を否定し天動説を唱え、ヨーロッパがそれを信じたからだ、とか、16世紀以降の科学的な「発見」は古代ギリシアの知識の「再発見」に過ぎない、とかは読んでて楽しい。 3章は建築技術について。ピラミッドやスフィンクス、イースター島のモアイが古代においてどうして建設し得たのかについて検証している。「スフィンクスは獅子座に正対している」という学説に対しては、「そもそも、当時の人々は獅子座を含む黄道十二宮に関心があったのか?」という、考えてみたらそりゃそうだな、という盲点を突いてくる。 とかく「学説」となると鵜呑みにしてしまいがちだが、丁寧に検証して怪しいところを突いていくと、まるで推理小説のような深みのある世界が広がっていくということに気づかされる良書。 全部で3巻あり、読み切るまでにかなり時間がかかるが、ゆっくり時間をかけてユルユルと読むのもまた一興か。
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トンデモ本の皮をかぶった正統派。 リファレンス的なので通して読むと疲れる。 ハンコックに代表されるトンデモ説をきちんと紹介して斬っている。 その後、自説を述べる箇所もあるがそれがトンデモと五十歩百歩なのはご愛嬌か。 新説、奇説が話題になったときに取り出して脇を固めるには良い本。
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