- 中古
- 書籍
- 文庫
ステージドアに踏み出せば 集英社文庫
定価 ¥523
275円 定価より248円(47%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 2002/06/19 |
JAN | 9784087474596 |
- 書籍
- 文庫
ステージドアに踏み出せば
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ステージドアに踏み出せば
¥275
在庫なし
商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
4人のオーディション参加者の想いを中心に描きながら進む物語だ。僕がこれを読んだのがたまたまAKB48の総選挙の時期と重なったので、4人をAKBのKさん、Mさん、Tさん、Wさんとダブらせていた。そして、いつの間にか「誰が合格するか」ではなく、「この娘にもこの娘にも合格して欲しい(させたい)」という気持ちで読んでいる自分に気がついたのは、合格者の人数を1人から2人に増やした箇所まで読み進めた時だった。よし、これでこの娘もこの娘も両方芝居に出られるかも知れない……小説を読みながらそんなことで喜んだりしたのは、初めてかも知れない。 更に合格者発表の直前まで読み進めて、僕は新たなことに気づく。合格して欲しい娘はいて、かつ(作者は)誰を合格させるのか予想までしたが、何だか「やるべきことはやった、誰が合格しても構わない」みたいな、今度はオーディション応募者のような気持ちでページをめくっていた。 僕を「一読者」の立ち位置から完全に外してしまった小説だった。このテのドキドキ感で読んだ作品は、今までになかった。佐々木譲は太平洋戦争三部作から入ったが、「早く続きが読みたくなる」という意味では、この作品も同じだった。
Posted by
佐々木譲の初期の作品。 最近ではほぼ書かなくなった、非ミステリー。 ある劇団の舞台オーディションをめぐる、4人の女性の闘い。 今の佐々木譲の文体が垣間見える秀作。
Posted by