陋巷に在り(13) 魯の巻

酒見賢一(著者)

• 販売会社／発売会社: 新潮社/
• 発売年月日: 2002/09/20
• JAN: 9784103751168

商品レビュー

2020/07/15

孔子の出魯でとうとつに終了。でもこれで良いのかもしれない。放浪のシーンはそれはそれで続きが書かれたら物凄く濃厚なお話になるだろうから、期待はしていたい。素晴らしい作品でした！

2012/02/12

全１３巻読み終わりました。
真ん中ぐらいまで何がなんだか分からん話という感じだったけど、
途中から面白くなったというか、世界にどっぷりとはまってしまって、
作者の手のひらの上で心地よく酔わされた気がする。
むろん、これは褒め言葉です。

2007/08/18

【13巻説明※ネタバレ有】『「サヨナラわしの野望☆　やっぱり政治は大変でした･･･。」byプリティ孔子』　●最終巻だってのに、なんだかシケたラスボス。でも史実ではれっきとしたラスボス・女楽集団。
つまり昼は歌って踊る超ゴージャス＆デラックスなストリッパー集団、夜はさらにグラマラスなハイパーセクシーデストロイヤーと化すデリヘル集団＝女楽だと思いねえ。
たとえ相手がゲイでも余裕で落とせるんだって。すごいぜ女楽！
そんなんと最後に戦わせられる孔子さま･･･でも史実だしなあ。ガクリ。しかも孔子サマも負けじと踊ったら、向こうが勝手に負けを認めて「お師匠様･･･！」とか言い出すあたり、ただのギャグ？　
とはいえ、おつかれ孔子サマ！　明日からはさぶくてひもじい旅芸人の道が待ってるぞう！！　●･･･てなわけで、約二週間弱ヒマ潰しできました。ありがとう酒見先生。
完結するまで待って、一気読みしたのは正しかったみたいです。
たぶん、一巻ずつ読んでたら、全然話が進まなくて途中で挫折してたと思います。
いろいろあったけど、最後のカットは、なんかよかったからいいや（笑）　話としては全然終わった気がしませんけど･･･だって、ねえ？（←ここは同意を求めたい。）
作者自ら「第一部巻？」みたいなコメントをくっつけるだけのことはあるのであった。