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ぼくのお姉さん 偕成社文庫3241
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 偕成社/ |
発売年月日 | 2002/09/01 |
JAN | 9784036524105 |
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ぼくのお姉さん
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商品レビュー
4.5
17件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
巻頭に置かれた「ぼくのお姉さん」は、小学生の時に確かに読んだ。たぶん道徳の時間だろう。国語の教科書ではなかったと思うから。 それと意識したわけではなく、お勧めの児童書を繙いてたまたま再開した。そして一瞬で思い出した。「あ、あなた以前にお会いしことありますよね?」って。 何度も繰り返し読んだような話ではない。 たぶんどこかで一度目にしただけの話のはずだ。 それでも強烈な印象を残している。 幼いころの読書体験には、そういう強烈なものがいくつかある。 だからこそ、本は小さいころにできるだけ読ませたいと思う。 話が逸れた。 再会して、そして泣いた。 子どもの頃もいい話だと思ったはずだけれど、さすがに泣いてはいないと思う。 〈以下ネタバレ〉 作業所で一ヶ月働いて三千円。 その三千円をそっと三万円に変える父親の優しさと見守る家族の温かさ。 三千円という勲章を誇り、讃える姿に胸打たれると同時に、普段から虐げられてそれが日常となっている障がいを持つ方々に対する冷酷さ。 感動と反省が綯い交ぜになった涙がとまらない。 (いま読み返してやっぱり泣いている) 表題作以外も全編が障がいを持った子どもとそれをとりまく大人たちの物語だ。 そうした等身大の作品だからこそ身につまされる思いがある。 この本が上梓されたのは1985年。 40年近い歳月が過ぎようとしている今、当時に比べればバリアフリーは進んでいる面もあるだろうと思う。 でも本当にバリアフリーが達成されているかと言えば、現実にはまだまだバリアだらけだろう。 そんなバリアに僕は「健常者」として(この「」の意識もバリアなのだろう)そのバリアにどこまで自覚的でいられているか。 そして気になる。 今の子どもたちはこの話を読む機会があるのだろうか?
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養護学校の教諭だった作者が書いた障害児をめぐる短編集。あとがきに障害者と非障害者の共生をテーマにしていると書かれているが、まさにその通りの作品。ただ本当に障害を持った方と関わることがなく、実感としてわからない。わからないだけに差別しない様日頃から心がけておかなければならないのだろ...
養護学校の教諭だった作者が書いた障害児をめぐる短編集。あとがきに障害者と非障害者の共生をテーマにしていると書かれているが、まさにその通りの作品。ただ本当に障害を持った方と関わることがなく、実感としてわからない。わからないだけに差別しない様日頃から心がけておかなければならないのだろうと思った。
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私自身、特別支援学校教諭を目指し、実習やボランティアを通して知的障害や脳性麻痺のある子どもたちと関わる経験をしてきたので、最終章の「ワシントン・ポストマーチ」を読んで胸が苦しくなりました。子どもたちが、言葉にならないけれど感じている障害者であることの苦しみをもっと理解しなければい...
私自身、特別支援学校教諭を目指し、実習やボランティアを通して知的障害や脳性麻痺のある子どもたちと関わる経験をしてきたので、最終章の「ワシントン・ポストマーチ」を読んで胸が苦しくなりました。子どもたちが、言葉にならないけれど感じている障害者であることの苦しみをもっと理解しなければいけないし、障害を受け入れる温かい世の中になってほしいと望むお話でした。 6人の主人公の短編集、感情移入してあっという間に読みました。「ぼくのお姉さん」「首かざり」も心に響きました。
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